2013年10月13日日曜日

旅18日目 銀山、温泉津、世界遺産 10月12日(土)


昨日ここを貸してもらう約束で人気が少ない7時過ぎにはテントも全部片付けます。
途中地元の方に見つかって挨拶しちゃいましたが、バナナを口に放り込んで石見銀山の街を見て回ります。
※画像大量注意
銀山の坑道を見る無料ガイドは10時かららとのこと。今は8時なのでまだまだ時間があります。
どうやって時間を潰そうかな〜と悩んでると先ほど挨拶した地元の方とまた遭遇。
「自転車ならもう行っちゃったほうがいいよ。時間が勿体ないし案内板読んだらだいたい分かる!」
地元の人の言うことはだいたい正しいのでここは聞いておくことにします。
胡麻豆腐屋のご主人だったので、また帰りに食べに来ます!と伝えて坑道へ向かいます。
坑道に近づくに連れて徐々に登りが多くなってきます。
今の僕にとってはなんともない坂ですが、レンタサイクルで坑道へ向かう人は電動でないと辛いかもしれません。

途中草刈り中の方と雑談、この先の西田というところでヨズクハデというのが見れるそう
ここでしか、この時期しか見れず、さらにお米関係らしいので次の目的地が決まりました!








精錬所跡。昨日の跡とは違ってこっちの跡はなんかいい








寄り道しつつ石見銀山の坑道「龍源間歩」へ
坑道の入り口に着くとたまたまガイドさんがこれから案内されるところだそうで
一緒に案内してくれることに!なんと幸運!着いていきます

 暗く涼しい道を進み、撮った写真は皆ブレ
 銀の鉱脈を掘った跡を教えてもらいながら進みます
 この先は落盤してて危険なので行けないそう。
ここまで結構歩きました。
 このぐらいの灯りで銀を掘ってたそう。こりゃ大変だ
 ここからは見学用に掘った地下道。狭い間歩を往復しなくて済みます。

 出口。
昔はとうみで間歩の中に新鮮な空気くを送ってたそう



 河童釣り。居るらしい
 この辺りはすべて鉱夫達の家が建ってた跡だそう。
このままずっと登ると昨日の集落跡に繋がります。
 この裂け目が銀が見つかって最初に掘り始めたと言われてる場所なそうだ。

たまたま出会ったガイドさんのおかげでとても楽しく見ることができました。
お礼を言って別れたガイドさんはそのまま次の案内のため入り口へと向かいます 。
結構な距離歩くのに元気すぎだろう・・・
石見銀山の街中へ戻ってくると先程の胡麻豆腐屋へ
 実はあまり胡麻豆腐が得意でない。昔は胡麻豆腐だけ誰かにあげることもしばしば。
しかし胡麻豆腐屋の主人と話したのもなにかの縁、美味しい胡麻豆腐で苦手をひとつ克服してやろうとやってきたのでした。
胡麻豆腐を一丁、刺し身醤油でいただきます。
冷たくてなかなか美味い!胡麻豆腐ってこんなに美味しかったっけ?
さすがに一人で一丁なので最後の方は少し飽きてきましたがとても美味しかったです!




ぶらぶらと石見銀山の街中を観光が済んだら、次は仁摩へと向かいます。
仁摩には1年計の砂時計があるサンドミュージアムがあります。入場料は700円ちょっと高いですがJAF割引でちょっぴりお安くなるので入ってみます。
ピラミッド状の建物の中に入ると、上のほうに巨大な砂時計がぶら下がってます。


 説明を読むとこの砂時計、建物は町長の強い思いのもとに作られたことが分かります。
「日本では無理だったのでドイツに」「よく分かりませんが町長の案でピラミッドの建物に」「町長はピラミッド見たことなかったので本物を見に行きました」
大変強い町長の思いと、この解説を書いた担当者の気苦労を感じられました。
砂時計の他は砂や錯覚のアートが展示されてます。一度で充分満足できました!
その後はヨズクハデを見に西田に行く予定でしたが、曲がる道を見逃してしまい温泉津温泉に着いてしまいました。
 この温泉津温泉も世界遺産に含まれるます。せっかくなので今日は温泉津温泉を堪能することにします。

 たまたまこの土曜日は温泉津のお稲荷さんのお祭りの日。地元の方が御神輿を引いて歩いてます。
そして今晩は神社で神楽が舞われるそう。地元の方にテントを張る許可を頂いたので神楽も見に行くことにします!
昼ご飯を食べられなかったので、少し早めですがちっちゃなスーパーで食材買って海沿いのキャンプ場へ向かいます。








 
ご飯2合ともやし炒めが今日の昼兼晩飯です。ご飯は少し残して夜食のおにぎりにします。
ご飯が済んだら温泉津の温泉に入りに行きます。


 温泉津の街の中心部には2つ温泉があります。少し綺麗な建物は普通の熱さ、古い建物が源泉そのまんま?の熱いお風呂だそう。
せっかくなので熱いお風呂に行きます。
番台のおばちゃんに300円払って中に入ると昭和の香りがする脱衣場。20円で動くマッサージ機にぶら下がり器具。
浴場は座り湯、ぬるい湯、熱い湯と水の出る蛇口があるだけ。シャワーなどは一切ありません。
かけ湯してから入りますが、このかけ湯が熱い!ぬるい湯なのに熱い!常連のおっちゃんが熱い湯に浸かりながら笑ってます。
今日の風呂の温度はぬるい湯が42℃、熱い湯が44℃。さすが熱いというだけはあります(;・∀・)
しかし常連のおっちゃんによると昨日はぬるい湯が44℃、熱い湯が48℃、土日は観光客が増えるので下げてるんじゃないか?とのこと
熱いぬるい湯に浸かりながら体を慣らします。そしてとても熱い熱い湯へ!
指が痛い!手足が痛い!なんとか肩まで浸かりますが10秒も入ってられません。
「ここは浸かってる時間より、出て休む時間のほうが長いんや」常連のおっちゃんの言葉通り、休んで入ってを繰り返します。
1時間ほど経つとだいぶ慣れてきました。ここの湯は鉄のような臭いと濁りがある湯でちょっとしょっぱいです。
熱い湯に1分ほど浸かってられるようになったところで上がります。いい湯でした…!

今日は夜の7時半から神社で神楽が始まります。

 演奏は大人子供入り混じり
 「龍神」


 刀を授かって
 面が取れたら
 スモーク焚いて龍神登場
 意外と激しいな

 子供を人質
 なんやかんやあって退治!

「塵輪」

 うおっ!?この狭いのに花火!?
 鬼登場
 なんか増える
 退治に来た。

 弓で射て無事成敗

「恵比寿」
 めっちゃかわいいww
 扇子捌きは一級品
 やっぱりかわいいww

 なんか持ってきた
 恵比寿さん飴を撒きます。
「ちょーだぁぁい!!」って叫ぶちびっ子無視して飴撒きますww
フェイントかけてちびっ子には配りませんwwそして会場大爆笑ww
最後の最後にちびっ子タイム、ちびっ子にもちゃんと配ってました。
 鯛発見!
 釣り竿を準備して
 釣る!
 釣れた!
 わーい
 わーい
 これは楽しかった。見てるだけで笑ってしまうその動きすごい

最後は「大蛇」
 須佐之男命
 悲しむ爺さん婆さんとその娘
 モクモクとしてきたら
 大蛇登場
 すごい迫力
 はみ出す
 激しい

大蛇暴れすぎて最前列の人が被害受けてたww

 爺さん婆さん特製の酒のんで
 寝たところに須佐之男
 なんかもう卑怯者にしか見えんww

 わざわざ起こすからピンチ
 なんとか抜けて、1匹!
 2匹!
 3匹!
 4匹!
 そして倒した大蛇の尻尾を裂くと
 てってれー レア武器「草薙剣」GETしました。
ゲームのシステムを先取りしてた昔の人すごいな
 そして2時間半に及ぶ神楽終演。お疲れ様でした!
 神楽がこんなに楽しいものだとは思わなかった・・・ええもん見れました。


もう夜も遅いのでテントを張って寝ます。
おやすみなさい…
とはなりませんでした( ;∀;)
温泉津の街中には人に慣れた野良猫がけっこう居ます。


奴らはテントを張ると勝手に中に入ってくつろぎ始めます。自転車に乗ってきます。足に擦り寄ってきます。
テントを張る場所変えても、威嚇しても懲りずに着いてきます。テントを街の中をしばらく彷徨う羽目になりました…

日付が変わってしばらくして、やっと猫の居ない駅に到着。これでやっと休むことができます。
テントを張るときは野良猫に要注意です…
今日はとても濃い一日でした…おやすみなさい…

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