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2014年3月2日日曜日

旅84日目 江田島海軍兵学校 12月17日

旅の荷物は全部で40kg弱。
マンションの自転車置場に自転車を駐めるために荷物を全部外していたので
出発時は全身に荷物をぶら下げてえいこらせっせと運んで自転車に装着します。
慣れてくると意外と運ぶのも余裕です。

荷物の装着も慣れたのであっという間に装着。

島根で2泊、広島で2泊お世話になった笹尾さんとお別れして先へ進みます。
ホントにお世話になりました!ありがとうございました!

朝の通勤時間帯の広島市内を初めて走りましたが
・・・・・なにこの無法地帯((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
普通に車道走ってるのに何度も事故しそうになってブレーキかけます。
何故なら何十台もの自転車が車道をすごいスピードで逆走してくるから。
他の地域でも何台かなら逆走自転車は見かけるのですが、こうも多いと
広島だけ法律が違うのか?!と思ってしまいそうです。
さすがに4列に広がった自転車が逆走してきた時は冷や汗かきました(;´∀`)逃げ場ない
推測ですが、広島は道が広くて一見走りやすい(戦争で一度更地になってるから?)
道が広い分運転が荒っぽくなり、ルールを守る人が少なくなるのではないでしょうか?
せっかく走りやすい広い道が多いのにこうも自転車マナーが悪いとね・・・・
気をつけて慎重に行きましょう。

広島からは船を使って江田島へと渡ります。
呉に行く道は交通量が多いですし、既に呉観光は終えてるので今回は島経由です。
フェリーに揺られて江田島へ!
江田島に到着して、山越えて
遠くに呉を望みながら海沿いを走って
到着!江田島に来た理由はここに寄るためです!
海上自衛隊第一術科学校!
旧海軍兵学校、現在は海上自衛隊の幹部候補生学校です。
自衛官OBの案内で中を一部見学します。
自衛隊の教育施設なのでホントは半ズボンなどのラフな格好は禁止なのですが
普段自転車に乗ってるため半ズボンのまま来てしまった(;´∀`)
事情話すと許してもらって見学できることになしましたが、皆さんはちゃんとした服装で来ましょう。

大講堂
大正6年の石造りの建築です。扉を開くときの音にすごく重みがあります・・・!!
ここでは毎年術科学校の入学式、卒業式が行われます。
内部は音の反響がすごいので、この建物にはマイクやスピーカーなどの音響設備が備え付けられていません。
戦後は十字架が掛けられ進駐軍の教会として使われていた時期もあったそうです。

この奥にある建物の入り口には鎖がかけてあり立ち入りができないようになっています。
なんの建物かというと、皇族専用のお手洗いだそう(゚д゚)!
海軍兵学校に入学した皇族の方々は一般のトイレは使うことができなかったんだとか。
漏れそうになっても指定の場所でしないといけないって大変だな(;´Д`)

明治26年に建てられた幹部候補生学校庁舎
昔はここで生徒が寝泊まりしていたそうですが現在は勉強にのみ使ってるそう。
ちなみになぜこの江田島に海軍兵学校ができたかというと、最初に建てた横須賀は
近隣に繁華街など誘惑が多く遊びにかまける生徒が多かったようです。
そこで周囲に誘惑がない場所、ということでここ江田島に移設されたとのことでした。
ちなみにこの建物に使われているレンガはイギリス製で1個が今の値段で1万円以上するそう
100年以上経っても綺麗なだけはあります。触ってみると表面つるつるです。

卒業式に向けて練習中の幹部候補生の皆さん
訓練中。
奥に見えるのは戦艦陸奥の主砲(本物)です。
陸奥の大改修の時に換装したものを訓練用に残していたのでこの主砲は沈みませんでした。

この後に寄ったのは教育参考館。自衛隊の教育施設です。
ここは旧日本海軍の資料が多く展示してあるのですが、その多くが日本のために命を落としていったひとたちの資料です。
どのような戦いがあり、どのような状況で、どのような人が、どのようにして亡くなったのか。
今まで見たことがない視点で、見ることがなかった資料、遺品が展示してあります。
ただ戦争はダメだ!では済まない、いざという時には体を張ってでも日本を守る自衛隊
その人たちが守る日本はどのようにして続いてきたのか?それを知れる場所でした。
来て良かった。
教育参考館は遺品なども展示してある神聖な場所なので撮影禁止です。

教育参考館の隣
中央は戦艦大和の砲弾。奥は真珠湾攻撃に参加した特殊潜航艇。
奥に見えるのは特殊潜航艇海竜。2人乗りの特攻潜水艇です。
見学は以上で終了。
終了後は自衛隊の人たちも利用するレストラン江田島で
日替わり定食(500円)頂きました。なかなか美味かった


牡蠣の養殖
水が綺麗


よくわからんけどなんだろう?石灰?
呉の工場地帯
音戸の瀬戸。対岸に渡るのにこの橋を使う手もありますが
今回は渡し船を使います。音戸の渡し船
どうやらここ日本一短くて怖い渡し船だそう。
時刻表はなく人が来たら出港します。 運良くこっちにとまってたので
不安定な桟橋を自転車押して渡し船に乗り込みます。
自転車が海に落ちそうになる恐怖に打ち勝ってなんとか無事乗り込んで出港!
無骨な船頭さんに支払う運賃は90円。自転車込みで90円です(゚д゚)!安い
短い距離ですが流れが早く、小さい船なのですごい揺れます。怖い((((;゚Д゚))))
なんとか無事対岸に到着。しかしここからまた桟橋に渡るのが怖い
揺れるし、ちょっと隙間と段差あるし(;´∀`)
なんとか無事渡れましたε-(´∀`*)ホッ
怖かったですがなんとも味のある渡し船でした。

今にも雨が降りそうなので今日の寝床を目指して急ぎます。
牡蠣の養殖を眺めながら
瀬戸内海は、特に広島県は橋だらけです
あっちもこっちも橋だらけ
そうこうしてるうちに雨が降ってきました、土砂降りの雨(;´Д`)
こりゃ敵わん急いで寝床探さねば。

竹原の道の駅に向かう途中以前寄った農家レストランを発見。
豪快なおばちゃんたちがかき揚げうどん作ってくれた素敵な店です。
営業時間は終わってたのですが、お店のおばちゃんの一人に遭遇
みかんの差し入れ頂きました。
道の駅までそんなに離れてないし明日食べに戻ってこよう。

土砂降りの雨の中なんとか道の駅たけはらに到着。
軒下にテント張れるスペースあったのでなんとか休めそうです。

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