旅135日目 自転車探しの旅 6月23日

秋田の渡部さんの家でゆっくり過ごさせてもらっています。
旅の出発前に兵庫県で名刺を交換し、秋田に来た際はぜひと言ってくれてたのですが
まさかこのタイミングで自転車がダメになるとはなんともタイミングが良い？
今日はお昼から自転車の修理か買い替えか模索していく予定。

まずは朝ごはんをいただきます！
朝から唐揚げが嬉しい(*´∀｀)一番右の味噌汁は大きく育ったきぬさやが入った味噌汁。
秋田の人はよさっこまめ（与作豆）と呼ぶそうで筋だけ残すようにしながら食べます。
※本当は四作豆らしいです。その名の通り年に4回採れるからです。


ご飯を食べた後は近所の小学校のひまわりの種植えのお手伝い。
種に関しては小学生達がすごい勢いで植えていってくれてるので

僕ができることと言えば追いつかれないようにただひたすら穴をあけることのみｗ
種を植える子たちのスピードが早いので大急ぎで穴を開けて行きますが
この人数なので30分ほどで種植え終了。お疲れ様でしたm(__)m

お手伝いと呼んでいいのかわからないものを終えたら
渡部さんに横手市役所の横にあるふれあいセンターかまくら館に連れてきてもらいました。
びっくりするほど安い入場料100円、しかも市内の4施設共通フリーパス入場券買ってもらって中へ

扉横のどてらを羽織っていざ扉の向こうへ！
中は-10℃に保たれ年中かまくらが保管されています。
毎年1月に雪を入れえ変えて新たなかまくらを作るそうです。

入ってみましたがぜんぜん暖かくない（笑）
保管のためにキンキンに冷やしてるそうで「本物はこんなに寒くないよ」とのことでした。
せっかくなのでどてらも脱いでみましたがこれはだめですｗｗ長時間居ると危険な感じ。
カメラもメガネもキンキンに冷えてるので外に出たとたん真っ白。
こんなとこあるのに100円って横手市太っ腹だなぁ

横手市のお祭りは飾り持ってぶつかったり、藁で作った船を担いでぶつかったりとにかく豪快なようです。
寒いとこだと押しくら饅頭みたいなのやりたくなるんでしょうか？


100円の共通券で入れる横手城。
そういえば横手は花火大会もすごいんだそうです。
鉄筋天守閣の一番上から横手市街を一望。

平安の風わたる公園。奥州藤原氏の礎となった藤原清衡が過酷な戦いを繰り広げた古戦場跡。

家系図がすごく恐ろしいことになってますね(；・∀・)

木戸五郎兵衛村。秋田の古民家が保存されている公園です。
中には4軒の古民家が移築されており無料で見学できます。太っ腹！
申請さえすれば古民家でイベントや集会などを開くことも可能だそうです。

鶴の恩返しが再現できそうな古民家。
横手観光なかなか楽しかったです！

お昼は家に戻りそうめんと天ぷら！つなぎに卵を使わず揚げてくれました(*´∀｀)
春菊の天ぷらがたまらないです。

昼からは横手市の自転車屋さんで働いておられる藤原さんと一緒に自転車屋へ向かい自転車を見てもらったのですがやはりいまの自転車で旅を続けるのは難しいようです。
フロントキャリアのダボ穴のねじ山が完全に潰れてしまっているのでもう荷物を積むことはできません。
自転車としてはまだ走れますが、旅の相棒としてはもうここまでです。
荷物を積んで走った距離7320km、買ってからも含めるとおそらく1万kmぐらい。
よく頑張ってくれました・・・・ここからは新しい自転車を探して乗り換えなければなりません。

横手市の自転車屋さんでは在庫が少なく新しい自転車を探すことが難しいので
90kmほど離れた秋田市内まで藤原さんがトラックで送ってくれることになりました。
農作業のお仕事を抜けてまで申し訳ないです(；´∀｀)ほんとありがとうございます！
秋田市の自転車屋へ到着し事情を説明し相談。
丈夫なツーリング車に乗り換えるなら最低でも1周間ほどかかり、荷物の積み方や乗り方も少し変えなければならいかもしれない。
同じタイプのクロスバイクなら安くすぐにまた出発できますが、恐らくまた同じようなトラブルで買い替えることになるかもしれない。

どうしようか・・・とりあえず25日の午前中までに決めれば納期が変わらないそうなので
じっくり考えてみます。

走行距離：0km