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2014年7月28日月曜日
旅170日目 北海道米の元祖 7月28日
いろいろあって4泊お世話になった旧萱野駅ライダーハウス。
今日は天気も良く絶好の自転車日和。ようやく出発できそうです。
昨日剥いたとうもろこしを1本丸かじり!あんまい
昨日の残りの材料を少し残してくれてたうどん。
こっちのうどんはダシが結構濃いのでいつもの感覚で冷凍うどんはめて煮込むとすごい濃くなってしまった・・・
さらに昨日の晩いただいたマダースイカ。冷えてるスイカは最高です(*´∀`)
さらに南瓜やらつけものやら自衛隊の炊き込みご飯やらいただきものが食べきれないほど・・・
最後だと思って朝から頑張って食べますが昨日のジンギスカンから食べっぱなしでなかなか胃袋に入りきらない(;´Д`)
ごめんなさい・・・ちょっと残していきます・・・
4泊もお世話になったので片付けしてできる掃除をしっかりして
雨の中避難してきてた他のライダーさん達も出発していかれて
僕も出発します!フル積載の自転車は久々な気がします。
おばあちゃんからの餞別、無事にカエルお守りを受け取って
何日もお世話になりありがとうございました!行ってきます!
そういえばここ三笠はいろんなものを作っていますが一番玉ねぎが有名だそうです。
昨日の雨で倒れちゃったのかな?玉ねぎだと倒れても大丈夫なんだろうか・・・・
開拓使時代の建物?
手前は玉ねぎ
白樺の樹と田んぼの組み合わせがなんとも不思議な雰囲気
南幌運河
しっかり監視中。
休憩は勿体ないので持ってきたとうもろこし!
これで今朝からもう3本目ww実はもう1本まだ残してたりします。
キャベツ畑
これは・・・じゃがいも?
これなにか分からんorz
これはきっと大根!いやカブ?
分からんorz
きっととうもろこし!
走りながらなんの野菜かわからないとすごく悔しいですね・・・
畑見てなに育ててるか分かるようにはしたいなぁ・・・
お昼は恵庭の辺りまで戻ってきて美味しそうな豚丼屋さんへ
結構あっさりしたお肉に甘さ控えめの味付け。すごく食べやすくて美味しいです!
ただ自転車漕いでる若者にとったらもうちょっと油っこくてもいいかも
そしてもうしばらく走って北広島市へ
ちなみに北広島市は広島の人たちが移住してきたので北の広島ということだそう。
旧島松駅逓所。
駅逓所とは北海道の開拓時代に交通の不便な場所に作られた宿場です。
残念ながら今日は建物のほうは休館日で覗くことができませんが外に重要なものがあります。
北海道の寒地稲作発祥の地
大阪出身の中山久蔵がここで試行錯誤を繰り返し
北海道ではできないと言われた稲作が可能なことを証明しました。
その後北海道で育成可能な赤毛種の籾とその育て方を無償で提供し
現在の北海道のコメ作りの基礎を築きました。
北海道稲作の父と呼ばれていた中山久蔵は
島松駅逓所の駅逓取扱人(宿場の主人)も務めていました。
隣にはクラーク先生の碑
ここでかの有名な「Boys be ambitious(少年よ大志を抱け)」の言葉を残した場所でもあります。
いや普通はこっちがメインか(^_^;)
実はこの言葉には続きがあり「like this old man(この老人のように)」と続きます。
クラーク先生は北海道の生徒たちに「米は食べるな」と言っていたそうです。
その当時北海道で稲作は無理だと言われており、作れない米は食べるなということだったようです?
(栄養価が高いので「ただしカレーライスは除く」とも言っていたそうです)
そんな中でも北海道で稲作を成功させた中山久蔵
彼が取扱人を務める駅逓所でクラーク先生が残した言葉
「Boys be ambitious(少年よ大志を抱け)like this old man(この老人のように)」
この老人とはいったい誰のことを指していたのかちょっと気になってきます・・・
本日4本目のとうもろこしを頬張りながら坂を登ります。
そして今日の目的地に到着!
新潟だったかどこかですれ違った旅人にチラッと教えてもらった札幌の床屋さん
自転車旅が好きなご主人で日本一周中の自転車旅人は無料で散髪してくれるそう。
どっちかといえば普段は関わることが少ないほかの旅人の話とか一度聞いてみたいなと思い寄ってみました。
30年で300人の旅人の頭を整えてこられただけあり話が面白かったです。
まだまだ野望を秘められているみたいですしこれは是非応援したいですね!
今晩はお店の中で泊まっていっていいそうなのでお言葉に甘えてゆっくりさせていただきますm(__)m
晩御飯はご近所のお蕎麦屋さん。
鴨そばが名物だそうで関西に比べてダシが濃い目ですが美味いです!
蕎麦は太めの田舎そば?みたいな感じなのですがこの食感は九州っぽい・・・・
明日は小樽方面へゆっくり移動して行く予定。
走行距離:66.64km
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