キャンプ場というなの砂浜で寝ていると朝4時頃から雨が降ってきました(;´Д`)
晴れだと思ってたのにこれはテント乾くまで出発できないな・・・と二度寝
雨はすぐ止んだようで7時に起きた時にはテントと自転車が湿っている程度でした。
朝飯は昨日の晩漬け込んでおいたご飯に山菜と鯖の水煮を突っ込んで炊き込みご飯。
今日は積丹半島を走ろうと思っていたのですがどんより嫌な雲が空にかかっており
天気予報は曇り時々晴れところによりにわか雨
うーん積丹ブルーが綺麗だよといろんな人に言われてたけどこの天気では難しいかも・・・
ニッカウヰスキー
結局、積丹半島に行くのは諦めてこっちにやって来ました。
飲めなくても製造工程や歴史を知るのは面白いですからね!町村農場とかビール工場も楽しかった
9時からのガイド付き見学に参加して見て回ります。
まずはウイスキーの製造工程から説明が始まりました。
夏と冬は温度が安定しないためウイスキーの仕込みはお休み中だそう。春と秋に仕込みます。
ニッカウヰスキーで使っている原材料の二条大麦の麦芽を乾燥させます。
ここでピートを燃やして熱するので麦に香りがつくそうです。
乾燥させた麦芽を粉砕し
麦芽を煮だして麦汁を作りここに酵母を加えて発酵させます。ここでアルコール度数は7%に。
ここまでの工程はビールの製造にそっくり。ビールはここでホップが入りますがウイスキーはホップが入らずに別の工程へと進みます。
ポットスチルという蒸留器で2回蒸留していきます。ここの工程でアルコール度数は60%を超えます。
銅製の釜を炭の直火で蒸留しているのは世界でもここだけなんだとか。
ポットスチルにしめ縄がかかってるのが面白い。創業者が酒蔵の息子だったので
いいウイスキーができるように日本式の祈りを込めてかけ始めたそうです。
そして蒸留が済んだものは樽詰めされ
外は石造り、中は木造の蔵に貯蔵されます。
ここで最低でも5年熟成されたものがウイスキーとして世に送り出されていきます。
右から未貯蔵、5年貯蔵、15年貯蔵のウイスキーです。
貯蔵年数が増すにつれて色が琥珀色に、香りは柔らかく、量も少しづつ減っていくのが分かります。
アルコール度数も少しづつ減っていくそうです。
元々はできたばかりの無色透明の状態で飲んでいたのですが、発祥の地イギリスで酒税の規制から逃れるために土に埋めたところ意図せず熟成され現在のウイスキーが出来上がりました。
なんとも面白いでき方ですね~
ニッカウヰスキーの創業者 竹鶴政孝とその妻リタ
この二人の話がこの秋から始まる朝ドラになるそうです。
簡単に読んだだけですが二人の人生はなかなか波瀾万丈でドラマとしても面白そうです。
イギリスでウイスキー修行をしてきた竹鶴政孝は日本に帰ってサントリーの前身寿屋を退職し
気候がイギリスによく似ているということで余市でウイスキーを作り始めました。
日本でウイスキーを作り始めても最低5年は熟成させないといけないので最初は資金を得る手段がありません。
そこでしばらくは余市のリンゴを使ってジャムやジュースなどを製造販売する会社「大日本果汁株式会社」として営業していました。
ニッカウヰスキーのニッカとは大日本果汁株式会社の日果からきているそうです(゚д゚)!
そしてこれが完成したニッカウヰスキー第一号。80年近く経ってるので未開封ですが中身が減っています。
ポットスチル型のウイスキー瓶
創業者が広島出身なのでカープ優勝瓶
熊の置物には鮭だけどこれは酒ww
見学後は試飲タイム
昨日も飲んだけど余市のリンゴジュース。うんまい
ニッカウヰスキー見学を終えてニセコへ向けて進みます
たまたま見つけたきのこ王国
100円のきのこ汁が名物だそうだけど用意されたきのこに汁かけるだけでちょっとイメージと違う(;´∀`)
余市からはずっとひたすら峠越え
キツイけど何合目か表示してくれるのは精神的にありがたい
8合目!
やっと峠ひとつめ。一応ここは国道5号線なんだけどトンネルの幅が・・・
この後もしばらく峠越えが続きますが国道5号線ってほんと道がひどい
もう5号線は全部道引き直したほうがいいんじゃなかろうか・・・・
倶知安(くっちゃん)到着。雪だるまの街だとか
今日はニセコに泊まる予定なのですがニセコには僕が食べれるようなお店がないっぽい
倶知安で食べてから宿に向かうことにします。
半世紀前から作ってるそうな団子やさん。あっさりした味で美味しい。
食堂で牛丼食べてからニセコへ向かいます。
芋、玉ねぎ、羊蹄山
ひたすら坂だけど景色がコロコロ変わるので案外楽
とうもろこし!
無事お宿に到着。ニセコ旅物語
ライダーハウスが空いてなかったので普段よりはちょっとお高いですが環境はとてもいい感じです。
北海道は宿も観光のうちですからね~もしかしたらここが北海道最後の宿になるかも?
走行距離:63.44km
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