飯旅、自転車旅: 旅197日目　南三陸町　8月24日

ゲストハウス架け橋。出発前に集まってくれて1枚パシャリ
九州の大学生の比率が多く東北なのに博多弁が飛び交う不思議な空間
ゲストハウスとしてはできたばかりですがなかなかおもしろいとこでした。
今日こそは南三陸町へ！それでは行ってきます！

ちなみに朝ごはんは不思議な酸っぱ辛い中国風のカップ麺。名前はなんだったかな・・・
まあいいや辛かった。

今日は珍しく晴れ。遠くまで見渡せてしまいます・・・・
昨日も晴れてた気がするけどやっぱり夜に雨降ってたんですよね。
地味に手前の地蔵さん？が怖い

鉄道橋は落ちたまま。

結構内陸まで建物がなくなっています。

道の駅大谷海岸は仮設で営業中

後ろはJR大谷駅のホーム。

途中見つけた不思議な建物。震災後に建てられた集会所みたいです。

右端に見えるのは仮設の復興商店街。服の100円セールやってて地元の人で結構賑わってました。
ただ日曜なので残念ながら営業中のお店はまばら。残念

今回の津波では神社はその多くが被害を免れたようです。
長い歴史の中で神様は安全なとこへと移されて行ったのでしょうか？

少し上を走ってる線路もどうやらダメだったみたいです。

海抜25m。ここまで津波が来てたのか・・・

海水浴中の人達。
「3年経ったけどやっぱり海は見れない。海水浴はもう行けないと思う」
宮古でそんな言葉を聞いたことがありました。

南三陸町に入ってたまたま目についた食堂へ。おおもりという言葉に釣られましたｗｗ

ホルモンバラミックス焼き定食。これめっちゃ美味い・・・！！
ご飯はもともと多めですが足りないのでおかわり頂いてしまいました。

よく見るとガリタ食堂のマーク。なるほどどうりで・・・！
気さくな店のご主人にめちゃイケメンバーと撮った写真とかも見せていただきました。

ご飯食べ終わって行こうとすると店内で飲み食いしてた地元のおじさん達に捕まりました（笑）
せっかくなので刺身と酒の並ぶテーブルに混ぜて貰ってしばらく楽しんで行きます。

お父さん達は朝から作業が一段落ついたそうで、お疲れ様ということでみんなで飲んでいるところでした。
「食え食え」と進められた海老とタコが美味い・・・！！
なんなら泊まっていけ！とも言ってくれましたが簡単に停滞決め込んじゃうとまた進めなくなるのでとりあえず保留ということで、また南三陸町の中でご縁があればお世話になろうと思います。

お酒に酔いながらふっと口に出してくれた「来てくれてありがとう」という言葉がなかなか心に刺さりました。
約束通りお酒飲めるようになったらまた来ますよ！ごちそうさまでした！

店の隣に置いてあった震災前の津波の記念碑。
お店を離れて南三陸町の市内を見て回ります。

ほんとにだだ広い空き地。

その中でいくつか残っている建物のひとつが防災対策庁舎。
残っていると言っても鉄骨だけ。

ここから津波避難のアナウンスをし続けた職員の話はよくテレビで目にしました。
今までは犠牲者のことはけっこうぼやかして見ていたので、はっきりとここで・・・・という場所は初めて。
他の場所と比べるのも良くないのですが、具体的なものを目の前にしてしまうとどうしても想像できてしまうのでやはり他よりも来るものがあります。
ほんとに3階建てとかじゃなんの役にも立たないんですね・・・