飯旅、自転車旅: 旅247日目　東京台風避難　10月13日

日の丸を掲げたバス。今日は体育の日で祝日です。
旅してると祝日の感覚はなくなってしまいますね(^_^;)

三森さんが仕事に行く前に合鍵を渡してくれたので今日は一人できままに東京観光といきたいと思います。
今晩には台風19号が直撃の予定ですでに雨が降っているので自転車を置いて電車移動です。

持ってきてて良かったICOCA！
これで切符買わなくて済みますし、なによりも消費税が1円単位でかかるので切符買うより安く済みます(∩´∀｀)∩ﾜｰｲ

乗り換え途中に出会った上野のパンダ。西脇のパンダとはまた違った貫禄があります。

こう見るとほんと都会ですね。

今日の目的地、深川に到着！

なにやら雰囲気のある暖簾をくぐると出てきたのは

深川丼！東京の郷土料理なにかな～と思って出てきたのが深川丼だったので食べに来ました。
あさりと厚揚げとネギなどを味噌で煮込んだものが乗っかった丼です。
元々東京湾が埋め立てられる前、あさりが採れていた頃の漁師飯らしくご飯の上にあさりの味噌汁をぶっかけたものが始まりらしいです。味もそんな感じｗ
なかなか美味しかったけど、これで1300円はな～

近くのお店で見つけた揚げまんじゅう。
ほんとにまんじゅうを揚げただけだそうですが、色が白いだけで味はかりんとうまんじゅうっぽいなぁ

富岡八幡宮。江戸最大の八幡さんだそうです

敷地内にあるのは横綱力士碑。富岡八幡宮の境内で初めて幕府公許のもと勧進相撲が行われたそうでここが江戸相撲発祥の地になっているみたいです。
この力士碑は明治に建てられたもので江戸から明治の歴代横綱の名前が刻まれています。

しばらく歩いて深川丼のお店で教えてもらった場所へ

深川江戸資料館。江戸の生活が体験できる資料館です。

400円払って中に入ると江戸の街並みが再現されています。

天窓と照明があり定期的に時間が変わっているようです。

八百屋さん。江戸時代にこんな風に見せをかまえて種類も豊富に扱う八百屋さんはあまりなく、結構高級志向なお店みたいです。

こっちはお米屋さん。

これが江戸時代の精米機です。木を足で踏んで先端の臼の中の米を割らないように優しく突いて精米していくそうです。米俵を1俵精米するには4時間かかるそうで、試しに踏ませてもらいましたがこれで4時間は結構な肉体労働ですね(^_^;)

精米できた米はここに入れると糠と白米に餞別できます。
江戸時代に入ると江戸の庶民は白米も食べ始め、そこで初めてぬかが出るようになったので
ぬか漬けは白米を食べ始めたからこそできるようになったみたいです。なるほどそりゃそうだ。
白米を食べ始めたことでビタミン不足の脚気になる人も居たそうでいい事ばかりじゃなかったみたいですね(^_^;)

そしてびっくりしたのですが、江戸の町は狭いため鶏は棚の上や天井から吊るしたござの上で飼ってたみたいです。
こぼれた米を食べさせる時だけ下に降ろして後は上に上げて、そんな風に育ててたみたいです。

まるで妖怪みたいな破れ方した提灯！

江戸の長屋の中。押し入れもないこの部屋に親子3人住んでたみたいです。

天ぷらの屋台

いなり寿司の屋台

そしてこれは・・・・

お蕎麦屋さんの屋台。初めて中見たけどすごいな(ﾟдﾟ)！時代先取りしすぎ
昼間はお店でやって夜は飲み帰りの客を狙ってこの屋台で〆のそばを販売していたみたいです。

江戸資料館を見た後は新宿に移動してリコーイメージングスクエアへ

旅で使っているカメラはペンタックスのK-30。ここではリコーとペンタックスの製品の持ち込み修理が可能で、点検は無料とのことなので点検をお願いしにやってきました。
点検に1時間ほどかかるとのことでカメラを預けてしばらくブラブラ。

新発売のK-s1

すごく未来的なフォルムでカッコイイな。ただ実際に持ってみるとうーん若干使いにくいかも
価格帯は今使ってるＫ-30と同じみたいですが、防塵防滴がなくなりその分画質などの性能が上位機種と同等に向上しているみたいです。
旅には向かなさそうですね。ただ家での趣味用には良さそう。

645D。50万円以上するカメラ。デカイな・・・！！
せっかくだから触ってみればよかったのにこのゴツさと値段に手が出ずorz

そうこうしてるうちに点検が終わりました。
去年からのダメージが溜まっており、特に砂の被害が大きくボディーの一部パーツが交換で1万7千円と10日間のかかるそう。ただまあまだ実害は出てないのでとりあえず旅が終わってから修理を考えるという結論に。
まー去年から火山灰かぶったり雨にやられたり炎天下の中走ったりだいぶ過酷な環境だったからなぁ・・・むしろよく持ってくれてます。
AFのピントがずれてたのでそれの調整だけ1080円でお願いしてカメラが返ってきました。
とりあえず年内はよろしく頼むぞ！