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2014年11月9日日曜日
旅270日目 浜岡原発 11月5日
道の駅風のマルシェ御前崎。新しくきれいな道の駅で24時間の休憩室も有り。
アイドリング中の大型トラックさえ気にしなければすごく寝やすい場所でした。
適当にご飯済ませて出発します。
浜岡砂丘。結構キツイ砂の坂を登っていきます。
しかし御前崎は風が強い(;・∀・)落ちてたサッカーボールを蹴ったら
そこぞのバトミントンのように押し返されてくるほどに風が強い。
ここは元々風が強いこともあり3kmほど広がる砂丘は常に形を変え手のつけようがなかったようです。そこをなんとかしようと明治にしっかりとした形を作りこれ以上砂丘を広がらないようにしたのがこの人工の砂丘、浜岡砂丘です。
波小僧。漁師の網にかかったところを助けてもらってからお礼に天気の変わり目に波の音をだすようになったという
ここから少し引き返して御前崎の岬まで行こうと思ったのですが
意外と距離があるのと車の音が聞こえないほどの向かい風に行くのがめんどくさくなり(笑)
浜岡原発の広報施設、原子力館に寄ることに
中には日本でもここだけらしい原寸大の原子炉模型が展示してあります。
30分に1度こうして制御棒が降りて光とともに発電の仕組みを説明してくれます。
実際に使う燃料は鉛筆ぐらいの太さのペレット。こんな小さなものから発電するんですね。
左が一般的な鉄筋入りのコンクリート。右が原子力発電所に使われている鉄筋入りのコンクリート。
太さ4cmの鉄筋で厚さ2mの壁を作ります。ちょっとやそっとやびくともしなさそうだ
浜岡原子力発電所の防波壁。砂丘の守りを越えた先に地中深くまで埋められた防波壁が構えています。
東日本大震災で倒壊した防波堤との比較もされていました。
古い資料のみ並べられているところが多い中でもしっかりと最新の資料が展示されているのは比較的好印象です。
温排水。発電に使った蒸気を冷やすために取り込む海水と少し温まった温排水と同じ温度の水を実際に触ることができます。
海水は少し冷たいですが、温排水は少しぬるい。例えるなら海水は飲水にいい温度で、温排水は手を洗うのに良い温度。
こういうのも実際に触ってみないと分かんないもんですね。
擬似的に発電所の中に入れるコーナー。といっても出入りのとこだけの体験なんですけどね
出る時はこの放射能測定器の中に入りチェックをしないと出ることができません。
入ってみるとものすごく狭い。太ってたらこの仕事はできそうにないですね(^_^;)
しばらく経つと測定が完了し分厚いゲートが開き先に進めるようになっていました、
展望台へ登るエレベーター。原子力発電所内のセキュリティのため展望台からの撮影はできません。
新たに増強中の堤防や電源喪失時にも冷却機能を保つための火力発電施設の建設中なども見学できます。
そしてやはり風が強いだけあって風車が目立ちますね。
こっちはその風車の展示。オランダ式風車は馬力は出るが遅く、発電の風車は馬力はないが早く回るそう。
そして風車は風を後ろから受けることを今初めて知りましたww
よくよく考えればこっちのほうが安定性高そうだよな
現在の御前崎の風速は17.4m/sそりゃ風強いわorz
そろそろ帰ろうかな~と思ってた時、まもなく映画の上映が始まりますとのアナウンス
今日の上映は宇宙ステーションの映画らしい。どうせたいしたことないんだろうな~と思いつつ中へ
・・・・・・・・・(゚д゚)!50分間ずっと目を見開きっぱなしでした。
NASAとロッキード・マーティン社作成の宇宙ステーション建設ドキュメンタリー映画で
全編ほぼ実写のほぼ無重力空間の貴重な映像ばかり。めっちゃ面白いな!
ロボットアームを操作する若い頃の若田光一さんも登場し本人の声で解説してくれます。
物資を運ぶロケットの打ち上げシーンでは撮影場所が近すぎてレンズが大破したり
宇宙ステーションではジェットパックで宇宙空間を漂ったり
任務外のプライベートな宇宙飛行士の映像が流れたりと面白かった!
後でフィルター掃除すればいいんだよと言いながら無重力空間にぶちまけたポップコーン食べてたのはちょっと笑ってしまいましたww
いや~なかなか楽しかった!
桜ヶ池。強い風に流された砂が水の流れをせき止めてできた湖だそう。
そしてこの湖には56億7千万年後に現れるらしい弥勒菩薩に会いたいと願い
人々を救うために龍と化した皇円上人が住んでいるそうです。
どんだけ先やねんww人類滅ぶわww
お昼を食べに少し内陸のほうに入っていきます。茶畑!
すごくいいお茶の香りがするなと思ったらそこにはお茶工場。さすが静岡!!
事前に調べてた大和田に到着。
注文してから30分ほど待つと出てきたのは
土鍋炊きの麦ごはんが着いた掛川いも汁!1050円
要はとろろ汁のことなんだけど掛川周辺だけなぜかいも汁と呼ぶそうです。
さば節の出汁と味噌で味付けした自然薯のいも汁をかけるとご飯が進みます(*´∀`)
麦ごはんじゃなくてもいいなら・・・と無料でごはんのおかわりも付けてくれました。
美味いし量もたっぷりいいお店でした。ごちそうさま!
掛川城を見に行く途中大手門の駄菓子屋さんに寄り道。
静岡おでん!静岡のおでんはかつお節の粉がかかってる以外に
駄菓子屋さんで、それも年中置いてるという特徴があるそうです(゚д゚)!
いやはやなんとも不思議なこのおでん文化。
掛川城大手門。
掛川城歴代城主一覧。変わりすぎだろww
掛川城天守閣!
掛川城は復元ですが木造らしいんでJAF割引を使い320円で入ってみますww
幕末の地震で天守閣が倒壊し、そのまま動乱の中で取り壊されてしまったそうですね。
それを平成5年に木造で復元というわけですね。
ここもよく建築許可降りたな~
掛川城を作った山内一豊公。しかしこうも城主が変わってると誰の城って言いにくいなw
復元ですがなかなかいい勾配です!やっぱり天守閣の階段はこうでないとな!
天守閣からの景色。
天守閣を出てよさ気な道を通り
掛川城御殿。こっちが実際にお殿様が暮らしてた場所ですね。
御殿は幕末の建設ですが現存の建物だそうです。
お殿様とその家族が暮らした部屋
主に展示物はこっちにあるみたいですね。
江戸時代の百科事典!手書き大変だろうな~
夜は磐田市のライダーハウスKENへ!
近くのお風呂紹介してもらったのでしおさい竜洋の湯へ。
360円で石鹸、露天風呂、サウナ付きって豪華すぎるな~
晩御飯はライダーハウスのオーナーさんがやってる居酒屋で
ごはんセット!事前に卵と乳製品がダメなことを伝えてたおかげでピーマンの肉詰めも別に作ってくれてました(*´∀`)
採算度外視なので材料があり人数が少ない時しか作れないそうですが、1000円でおいしいおかずがお腹いっぱい食べれるのは嬉しいな
そしてこれは追加注文のおもろ!
3の倍数だけアホになる芸人の持ちネタではなくて、磐田市周辺では豚足のことをおもろと呼ぶそう。
何時間も時間をかけて煮て焼いた豚足美味いなこれ!!
たまたま今日一緒に泊まってたのが兵庫県のたつの出身のバイクの子で地元トークに盛り上がったり、
晩酌はじめたオーナーさんとも結構盛り上がってました。
ここは1泊だけのつもりだったのですが
明日いろいろ磐田のおすすめスポット紹介してくれるそうなので連泊決定です!
走行距離:68.88km
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