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2014年11月10日月曜日
旅275日目 八丁味噌! 11月10日
昨日は結局竹島の前の東屋で寝ていました。
強い風の音で目が覚めると朝焼けの竹島が綺麗でした・・・
しかしこの辺りはラジオ体操ポイントらしく朝から結構賑やかです。
しかしここの東屋はほんとに風が強い。テントから出ると中の荷物ごとテントがひっくり返りそうな勢い
こりゃ自炊は無理だな(^_^;)
諦めて昨日見つけて買ってしまった不思議なお菓子餅太郎。
茨城のお菓子で餅太郎のくせに原料小麦、そして味はまるでおかき、何故かたまにピーナッツが紛れ込んでいるという不思議仕様。
ちょっとこれだけじゃ寒いし走れないなということで吉野家に寄り道。
久々の牛丼です・・・・・・あんま美味くないな(^_^;)最近美味しい物食べ過ぎかな
自転車で走ることしばらく岡崎市に到着
八丁味噌のカクキューに到着。
ここは岡崎城から八丁目に位置する場所でここで作られているお味噌ということで八丁味噌というそうです。
なので名古屋で八丁味噌を作っているのはここと隣のもう1軒の2箇所だけだそう。
しばらく待ってから工場の中を見学させてもらいます。
出来上がった八丁味噌を袋詰め中。手作業で行ってるんですね。
江戸末期の蔵
明治時代の蔵。ともに戦時中の空襲を逃れて残った貴重な建物で、明治時代の蔵は現在資料館になっています。
昭和初期の看板。
昔の店構え。以下の資料は江戸時代から昭和初期にかけての味噌の製造工程です
八丁味噌の製造工程。まずは大豆を蒸します。蒸したほうが栄養も多く水っぽくならないそう
蒸しあがった大豆は拳大の味噌玉に握られて2階へ持って上がり、麹を付けて発酵させます。
そのため2階の床は通気性がいい竹になっており、寒い時は下で火を焚いて温かい風を送ります。
発酵が進んだ味噌玉はたらいの中で塩と水とこね合わせられて
出来上がったものを六尺と呼ぶ仕込み桶の中に入れて、中に入った人が足袋で踏み固めます。
そして桶いっぱいにたまると蓋をし、その上に石積み職人が崩れないように石を積んで
二夏二冬、3年間寝かせると八丁味噌が出来上がります。
この仕込みの作業は大変重労働で、役割によってしんどさがだいぶ違うので
毎朝このくじをひいて誰がどの仕事をするか決めていたそうですww
放射能の被害を味噌が軽減させる効果があることを発表した書籍と海外向けの味噌。
実際に味噌を食べたマウスと食べてないマウスでは放射能を浴びた後の回復度合いが違うそうです。
実際に味噌を貯蔵している甲子蔵へ。中は味噌の香りが漂っています。
ほんとに今作ってるものも木の桶で上に石を積んで作っているんですね。
ここは朝ドラの純情きらりのロケ地としても使われたそうでその時に電気を裸電球に交換したそうです。
ただ時代的に鉄のタガ(桶をまとめる輪っか)だとおかしいということで、撮影の時だけNHKの美術さんが表面に装飾を施したそうです。
その名残がちょっとだけ残ってましたww
そしてこっちは数少ない貴重な古い桶。こっちのがやっぱカッコイイな
この桶はひとつ200万円ほどするそうで大変高価なので大切にしないといけないのですが
使い終わった桶をすぐに洗ってしまうと乾燥する過程でひび割れてしまうため
こうして保存する間は味噌がついたままにしておき、新たに仕込む直前に洗ってやるそうです。
見学が終わったあとはおまちかねの試食タイム!
同じかつおだしに八丁味噌と赤味噌(八丁味噌と他の味噌のブレンド)を溶かしたものを試飲できます
八丁味噌は甘みがないですがすごく濃くてコクがある味ですね。赤味噌のほうがやはり飲みやすいですが八丁味噌も捨てがたい・・・!!
こんにゃく田楽の試食も!これ美味いなぁ(*´∀`)
八丁味噌だけだと癖が強いのでブレンドした赤味噌に砂糖やみりんなどを加えてるそうです。
グレーと家康公葵武将隊と戦国無双4のコラボポスター。
最近こういうの増えて来たなぁ。無双とBASARAはもう完全に自治体公認ゲームになりつつあるな(笑)
それにしても無双の服部半蔵。なんかどんどん派手になっていってて忍者の面影どんどん消えていってるように見えるんですけど(^_^;)半蔵は地味な初代のがよかったなあ・・・
岡崎市のゆるきゃらオカザえもん。適当なデザインですが本当にすごいのはそのきぐるみ・・・!
だいぶ衝撃的なので気になる人は検索してみてください。貼るのが面倒臭いww
岡崎城。家康公が生まれた城です。
東照公遺訓碑。家康公が生前残した戒めです。
人の一生は重荷を負いて遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず
不自由を常と思えば不足なし、ここのに望おこらば困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもえ
勝事ばかり知りてまくる事をしらざれば害其身にいたる、おのれを責て人をせむるな
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
身にしみる家康公のお言葉でした。
三方ヶ原の戦いで武田信玄に大敗をきっした時に家康公が描かせた肖像画を元にした像
冷静さを欠いたせいで信玄の策にまんまとはまり多くの家臣を失ったその教訓を忘れぬためにと悔しさに顔がひきつる姿を描かせたそうです。
家康があまりの恐怖に脱糞したとかそんなこと言ってたのもこのときだっけ・・・
お昼を食べに観光マップに載ってたお店へ。ショックだったのが岡崎でなめし田楽が1000円ぐらいで食べれたこと・・・・あんなに高いお金払って食べることなかった。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ここももちろんなめし田楽は置いているのですが今日はそれではなく
揚げ豆腐をいただきます。はしっこの稲荷ずしのような俵のようなのが揚げ豆腐
ダシにつけて食べるので豆腐の天ぷらといいますか、なんというか・・・・
うん普通に揚げ出し豆腐だね(笑)美味いけどごはんと一緒に食べるなら田楽のほうがオススメですね
なにやら嗅覚が反応したので寄り道。焼くのにしばらくかかるそうです
五平餅。300円。しゃもじについたご飯に味噌をつけて食べたのが始まりというこのお餅
しかしここのはデカイ(゚д゚)!そしてめっちゃ美味い(*´∀`)
予想以上のデカさと美味さ大満足です。
大樹寺。家康公の菩提寺です。
境内からは岡崎城が見通せます。
そしてここにも五平餅が・・・・・我慢ができぬ(笑)
少しこぶりな五平餅200円。
こっちのも美味いですが食べてみるとやはりさっきの店の美味さが引き立ちます。
なんであんなに美味かったんだろ・・・
晩御飯はたまたま見つけたこのお店で
あんかけスパゲティ(焼肉)
給食を思い出させる太い麺に洋風でも中華でもない不思議なあんかけソースがかかっています。
具に焼肉を頼んだせいもあるのですが、弁当屋で焼き肉弁当を頼むと焼き肉の下にスパゲティが入っているとします、それをさらに美味しくお腹いっぱい食べれるような一皿に昇華させたのがこのあんかけスパゲティ!そんな味です(笑)
この食べ物は60年ぐらい前からあるそうで結構な歴史ですね。
これぞB級グルメ!といった感じの美味しい一皿でした。
今日は安城の公園で野宿です。
おまけに
道端で気になって買ってしまったどじょうの蒲焼き・・・・うなぎって偉大ですね。
走行距離:47.83km
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