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2015年2月23日月曜日

《旅中郷土飯》No.3 日本のお蕎麦

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一面に広がる白い花、蕎麦の花です。
旅中に食べた日本各地のいろんなお蕎麦。
忘れないようにメモしとこうかと思います。

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兵庫県北部に位置する出石で食べれる皿そば。
冷たくてコシの強めの信州系?の美味しい蕎麦。
基本5皿で1人前、どんどん皿を重ねていきたいとこですが懐事情が気になります(笑)
旅2日目 日本海を目指す 9月26日(木)
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島根県で食べれる出雲割子そば。
蕎麦は柔らか目でモチモチ感が強く、トッピングや薬味の種類も多めで華やかな見た目です。
器に直接出汁をかけて、余った出汁は下の器へと移しながら食べていきます。
ちなみに割子とはこの赤い漆器のことで昔の弁当箱なんだそうです。
旅12日目 松江を抜けて 10月6日(日)
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山口県の川棚温泉で食べれる瓦そば。出てきた時の熱気と迫力が凄い。
焼いた瓦の上に茶そば、牛肉、錦糸卵、ノリ、ネギ、レモン、もみじおろしが乗っており、熱々の出汁に浸けて食べます。
焼きそばのようで日本蕎麦のようでなんとも不思議な食べ物です。
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温泉街なのでお風呂セットのメニューもありお店に入るなり
「お風呂ですか?お食事ですか?」と店員さんが聞いてくれます。
旅24日目 角島、そして下関へ 10月18日
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鹿児島の立ち喰い蕎麦屋。
ほぼ全域うどん文化らしい九州の中で、鹿児島県だけが蕎麦文化らしい(地元民情報)
鹿児島の蕎麦はモチモチ感がとても強い田舎蕎麦。
麺は南へ行けばいくほど柔らかくなってく気がしてきました。
旅57日目 鹿児島のお菓子 11月20日
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大分県の豊後高田そば。
近年になって蕎麦の実の生産を始めた場所だそうで、その分蕎麦を盛り上げていこうという取り組みが盛んで、そば打ちにも思い入れが強いように感じました。
新しい産地なのでどちらかと言えば関東系の蕎麦に近いような気がします。
旅75日 絶品唐揚げに敗北 12月8日
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福井県の武生でたまたま出会ったそば道場のお父さん
引き立ての蕎麦粉でそば打ち体験をさせてくれました。
水加減、コネ方、打ち方、切り方、どれも難しく蕎麦の奥深さを身をもって実感。
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そしてさきほど打った蕎麦をそのまま茹でて
挽きたて、打ちたて、茹でたての越前そば!
冷たいくコシがある麺に、大根おろし、冷たい出汁をぶっかけていただきます。
今まで食べた蕎麦の中で間違いなく一番美味い蕎麦でした(*´∀`)
旅93日目 金物、蕎麦、メガネ 5月12日
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長野の信州そば。
麺状の蕎麦はこの信州そばが発祥なんだそう。
これぞ蕎麦の王道!といったコシがある冷たい蕎麦。
蕎麦の生産が盛んで、綺麗で冷たい水に、安曇野の山葵と好条件が揃ってるためなにかとレベルが高い。
旅115日目 長野へ! 6月3日
旅117日目 飯旅、歩き旅! 6月5日

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長野で食べた蕎麦のうすやき。
水で溶いた蕎麦粉を薄く焼いて、味噌とネギを載せたもの。
麺の蕎麦ができる前はこういった形でよく食べられていたそうです。
美味しいですが、このサイズを一人で食べるのは正直キツイ(;´∀`)
もっちもちもっちもち、飽きやすいのでみんなで分けて食べたいところ。
旅116日目 松本へ(;´Д`) 6月4日

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山形県の板そば。
これで普通に1人前らしい(゚д゚)!普通のざる蕎麦の倍以上あるぞ!?
山形は蕎麦の産地であり、農作業でよく働くのでたくさん食べれるようにとこんな形になったんだとか。
最初からデカ盛りなのは嬉しいです(*´∀`)
旅130日目 山形の飯! 6月18日

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山形県河北町の冷たい肉そば。
少し冷たい出汁の鳥肉のお蕎麦。美味しいですが関西人からすると出汁が濃い(;´∀`)
冷たいのは飲み屋で出した時に伸びにくいようにとの心配りかららしいです。
旅131日目 山形観光 6月19日

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北海道空知のもつそば。
煮込んだ鳥モツがたくさん入っています。北海道に来ると出汁がだいぶ飲みやすくなりましたε-(´∀`*)ホッ
スタミナがついて自転車乗ってる時にはちょうどいいい感じ。
旅162日目 酪農の町 7月20日
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北海道旭川でご馳走になったざる蕎麦と豚丼のセット。
北海道の内陸、幌加内や旭川周辺は日本一の蕎麦の生産量を誇る地域です。
そこで採れた蕎麦の実を使ったお蕎麦、美味しいです。
旅164日目 おこめあーと 7月22日

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同じく北海道の蕎麦の生産地、深川の深川そばめし。新しいB級グルメ?
蕎麦の実とご飯を蕎麦つゆで炊いたちょっと甘めのご飯です。
カリカリした蕎麦の実と蕎麦つゆ味が面白いですが、もうちょっと頑張って欲しいな。
旅166日目 ここらへんで折り返し 7月24日

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青森県八戸のそばかっけ。
薄く伸ばした蕎麦を三角形に切り、豆腐や野菜と一緒に鍋で煮ます。
ゆで汁に味噌を溶いたものをつけダシにして三角形の蕎麦や野菜をいただきます。
本来は冬限定の料理らしいのですが今回は運良くいただけました。
かっけは欠片や端っこのことだそうです。
旅180日目 八戸へ 8月7日
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岩手県の盛岡で食べたわんこそば。
完全におもてなしの料理で地元の人はほとんど食べないそうです。
柔らかめの蕎麦を白い温かい出汁でいただきます。
たくさんの薬味がついてくるのでいろんな味が楽しめます。
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そして一番の特徴が給仕さんが掛け声とともにどんどん蕎麦を追加してくれることです。
手元のお椀に蓋をするまで「はいどんどん~!頑張って~!」と放り込んでくれます。
1杯10gで15杯で1人前です。料金定額の食べ放題ですがなにごともほどほどが良いです。
182杯も食べると最後のほうはもう美味しくないです(;´∀`)
旅188日目 しばらく蕎麦食べたくない 8月15日

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福島県会津の山都町は日本有数の蕎麦の生産地でありながらあまり有名でない場所だそう。
写真は採れた蕎麦を冬に降った雪の冷気で保管する雪室。北海道や東北ではたまに見かけます。
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山都町でやっていた蕎麦祭りで食べた温かい山菜蕎麦。
直前に通り雨にやられてずぶ濡れだった体に染みます(*´∀`)
旅218日目 そばの里 9月14日
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福島県の大内宿で食べることができる高遠蕎麦。
大根おろしの絞り汁と醤油が入った冷たい蕎麦をネギですくって食べます。
大根おろしの辛味が効いた蕎麦をネギですすりながら、たまにネギもかじります(笑)
高遠蕎麦自体は元々長野県の蕎麦だそうで、長野では焼き味噌で味付けしてるんだとか。一度食べてみたい。
旅221日目 大内宿 9月17日
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栃木県の日光で食べたゆば蕎麦。
お寺の周辺は精進料理ということで湯葉やがんもどきなどが名物なことが多いみたいですね。
出汁が豆乳になってるのはこの店のオリジナルみたいです。
旅222日目 日光 9月18日
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栃木県壬生市で食べたそばがき。
水で溶いた蕎麦粉を焦げないように火にかけながらひたすらかき混ぜてつくるそうです。
モチモチの不思議な食感。山葵醤油でいただきます。
食事というよりはおやつ感覚で食べてるとこも多いみたいです。
僕は結構好き
旅224日目 栃木の食 9月20日

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栃木県宇都宮でご馳走になった鴨せいろ。
関東ではよく見かけるこの鴨せいろ、実は関西ではほとんど見かけません・・・
関西で鴨の蕎麦と言えば鴨なんば一択!鴨南蛮ではなく鴨なんばですよ!
大阪のネギの産地だった難波から来た鴨なんば。あ~食べたくなってきた
旅234日目 2度目の宇都宮 9月30日

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山梨県甲府で食べたざる蕎麦。
土地が痩せていたり斜面でも収穫できる蕎麦なので、水害が多かった山梨にも蕎麦文化が定着していました。
そしてまたまた釣られて蕎麦の食べ放題。今回は学習して蕎麦6枚とほどほどに(笑)
旅264日目 甲府 10月30日
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京都伏見稲荷でご馳走になったきつねそば。
そういえば個人的に京都はあんまりざる蕎麦などの冷たい蕎麦食べた記憶が無いです。
きつねにニシン、鴨難波などの京都の美味しい出汁が飲める蕎麦しか食べたことないような・・・
しかしほんとに関西の出汁っていいですね(*´∀`)五臓六腑に染み渡ります。
旅284日目 京都 11月19日
旅中に沢山蕎麦を食べましたが、これでもおそらくほんの一部
ほんとに日本は食べ物のバリエーション豊かですね~

なんとなくのイメージですが、長野を辺り中心に離れれば離れるほどモチモチとした柔らかい食感になってくような気がしました。

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