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2015年7月2日木曜日
旅286+17日目 志摩 6月29日
道の駅伊勢志摩。
風が強かったり、ひっきりなしに人が来てタバコ吸いながら立ち話するもので
やはりゆっくり休める場所ではないですね(;´∀`)
道の駅はやっぱりな~と思ってしまいます。
朝ごはんは昨日見つけたお菓子あげやじろ
うるち米ともち米を混ぜて作ったおかき。めっちゃ薄味ですね。
道の駅からちょっと走るともう志摩の観光地
まだ店が開いている時間でもないので、来年のG7サミット開場と聞いて来てみた賢島
駅までまで来てみましたがほんとに田舎ののどかな観光地って感じですね。
遊覧船。エスパーニャとかなんとか書いてありましたが多分パルケ・エスパーニャとは関係なし?
残酷料理って文字に少しビクッとしましたが
ただアワビとかの海鮮系を目の前で焼いてくれるだけみたいですね。
古そうな真珠店。この辺りはやはり真珠の加工販売店ばかりですね
志摩水族館も賢島なのか~
あとは旅館ぐらいしかないみたいでほんと小さな島ですね。
まだ時間が早いですし、近くに展望台があるみたいなので向かってみます。
なんかいろいろアウトそうな名前のネットカフェ(;´∀`)
山の上の展望台ということで想像どおりすさまじい勾配。
必死にペダルを回して登ります。
そうしていると隣を通り過ぎた軽トラが引き返してきて止まってくれました
「こんな坂を登ってるのにすごいいい笑顔で気になって戻ってきた」という
地元でソフトシェルの伊勢海老という最近TVでも話題?らしい高級食材の養殖を手がける加藤さん。
坂を登ってる時って口角あげてるほうが意識が上に向いて登りやすかったりするんですよね
ただでさえしんどい坂道で地獄に落ちるような顔してちゃほんとに心折れますからね(^_^;)
足休めをしながらいろんな話聞かせてもらいました。
加藤さんの伊勢海老は殻ごと食べれるそう(゚д゚)!一度食べてみたいのですが数もあまり作れず相当お高いそう・・・また年とってから食べに来よう
坂道をなんとか登ってくると横山ビジターセンターに到着。
伊勢志摩の情報もたくさん置いてある施設です。
中で話を聞いていると僕が昨日の朝通ってきた道が昼に土砂崩れを起こして
道が完全に通れなくなってしまったそうです。
巻き込まれなくて良かったとうのもありますが、もし土砂崩れ後に通ろうとしていたら
迂回路は完全に山越えルートで途方に暮れていた可能性もありました・・・
ほんとうに無事で良かったε-(´∀`*)ホッ
ここからは自転車でも行けるそうですが500mの道のりで標高800m上がるそうです。
うん単純計算でも平均斜度16%の激坂
無事に登る自信も下る自信もあまりないので
ここからは自転車置いて歩いて登ることにします。
車道に並行する登り道。な~これは20%なんてやさしいものではないな(^_^;)
ほんと歩いて来てよかった
無事に横山展望台に到着。ちょっと天気が悪いですがいい景色です。
ちょうど写真の中央あたりが賢島ですね。
さっき加藤さんにいただいた晴れの日の写真。また違う展望台からですが晴れているとこんな風に見えるそうです。
気づくともうお昼前になっていたので、展望台を下って
鵜方駅近くのお寿司屋さんへ
てごね寿司。伊勢志摩の郷土料理で漬けにしたカツオが酢飯の上に乗っています
元々船上で作られた漁師飯で、醤油に漬けたカツオをてで飯に混ぜ込んだため
てごね寿司と呼ばれていたんだそうです。
味は想像どおりというか、これが美味くないはずがないですよね(*´∀`)
実はさっきのビジターセンターでおんこ寿司というまた別の郷土料理の情報を得ていたのですが
この辺りの店では食べれるところがないそうです。
半島の先っぽ辺りの和具辺りが本場なのでもしかしたらそこまで行けばあるかも・・・ということで行ってみます。
一瞬だけめっちゃ晴れました。晴れると海がほんと綺麗ですね(*´∀`)
ゆるーい坂?を登って下って繰り返すこと1時間、和具に到着。
役場で話を聞いてみることにします。
どうやら和具でもおんこ寿司を食べれる場所はないそうです。
ちなみにこれがおんこ寿司。
これも漁師飯で捕れた魚の残りに塩を振り、ご飯と一緒に握って次の日の弁当にしていたものだそう。
基本的に地元の人は家でお寿司を作ってしまうので、お店に行って食べるとかそういう発想がまずないみたいです。
おんこ寿司も孫が帰ってくる時は用意したりするな~とのことでした。
せっかくここまできたので他のなにかないかなと思っていると
役場の職員さんがこの少し先にある海女小屋を紹介してくれました
すごい道を抜けて
海女小屋到着。現在も30人近くの海女さんと3人の海士(男の海女さん)が
ここでは活動されているみたいです。
白い衣装は昔からの海女衣装でどっちかといえば観光用、現在はウェットスーツで潜っているそうです。
アワビまるごとはさすがに高いな~ということで、サザエの壺焼とトコブシとご飯と味噌汁をいただきます。
知らなかったのですがトコブシはアワビの子供ではなく、アワビとはまた違う種類の大きくならない貝なんですね(゚д゚)!知らんかった・・・・
サザエのつぼ焼き、おしりが簡単に切れてしまって出すのが大変ですが
おしりの部分が白いのがオス、緑が雌だそうです。
食べる前にエラを外すと苦味がまろやかになり
顔を外すと砂のジャリジャリ感がなくなり美味しくより食べれるそうです
言われたように顔引っ張ると胃袋も一緒についてきてびっくりです。
気づけば御座の海岸まで走ってきたもののここから帰るには同じ道をひたすら1,2時間走って帰らねばなりません。それはさすがに骨が折れるな・・・と思っていると
和具から出ている定期船に自転車が載せられるそうです(゚д゚)!
これは観光がてらぜひ!ということで船着場にやってきました。
なんと1時間に1本もないのに出発5分前
荷物外して自転車乗せて
出港です。
船は甲板が狭いので自転車は2台載せるのがやっとぐらいの大きさ
旅チャリダーは乗せられたらラッキーぐらいの気持ちのほうがいいかもしれません。
釣り人専用いかだ?
真珠養殖場
潮風に吹かれている間に賢島に帰ってこれました。
自転車と人と合わせて1100円。
ショートカット+遊覧船と思えばなかなか良かったかもしれませんw
さてそろそろ寝床確保したい時間なのですが
また道の駅伊勢志摩は面白く無いな~ということで
今日は志摩にあるライダーハウスにお世話になることにしました。
ライダーハウスの近くには店がないそうで先に晩御飯だけ調達していきます。
和具のてこね寿司の看板が目立つ駅前の寿司屋さん。
残念ながらてごね寿司は売り切れでしたが、すごく良さそうなお寿司発見!
今日の晩御飯はこれで決まりですね
出発しようとしているとたまたまテレビの取材に遭遇
「志摩サミットについてどうですか?」という取材だそう
僕もカメラ向けられましたが一言で終了だったので、ほぼ間違いなく100%使われませんww
さてとライダーハウスへ向かって走っていきましょうか!
しばらく走ると安乗のライダーハウス志摩に到着
「あら今日は自転車の子!かわいいわぁ」とご近所のおばさまたちからの熱烈歓迎
とてもフレンドリーな場所なようです。
本当は旅人を無料でおもてなししたいんだけど、いい人に来てもらいたいのでちょっとお金をいただいている、と言う通り
お風呂は湯船に湯を張ってゆっくり安めよ~、洗濯もしろよ~、お肉も出すぞ~
とほんとにすごく優しいオーナーさん。
ライダーハウスもできてから8年経つそうですが、今まで泊まってきたライダーハウスの中でも
一番綺麗なんじゃないか?と思うほど良い施設でした(*´∀`)
お風呂で汗流して選択したら、オーナーさんと晩飯です。
さっき買ったお寿司、
巻き寿司は人参や椎茸などを甘く煮たものと魚のそぼろが入っている本当に港町の巻きずしです。素朴で美味い(*´∀`)
もうひとつはお馴染みのサンマ寿司。ここのももちろん脂が少ないさっぱりした秋刀魚です。
オーナーさんの奥さんが作ってくれたお肉!味付けも良くて柔らかくて
こんなにしっかりとお肉食べるの久々でほんと嬉しいです。
たっぷりの野菜もいいなぁ(*´∀`)
美味しいごはんを食べならがオーナーさんと旅の話です。
こうしていろんな旅人の話を聞くのがとても好きなんだそうです。
ついつい夜遅くまで話し込んでしまいました(笑)
今日もブログ更新はできそうにないなぁ(笑)
走行距離:59.8km
途中GPSが取得できず10kmほどログが消えてしまってるようです(^_^;)展望台のルートが・・・
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