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2015年7月13日月曜日
旅286+27日目 紀伊半島一周完了! 7月9日
ものすごい久々に橋の下で休んだ一晩。もしかしたら一昨年の九州以来?
温泉施設に渡る専用の橋の下なのであまり車も通らず静かに休むことが出来ました。
7時までには片付けて移動するのが条件なので早めに起きて準備
朝ごはんは昨日見つけた伊賀名物丁稚羊羹
僕が知っている滋賀のほうの丁稚羊羹は甘さ控えめの竹皮に包んだ羊羹でしたが
これは見るからに雰囲気が違います。どっちかと言えば福井の一枚流し(水羊羹)に似ているような・・・・
あ、これやっぱり水羊羹だ(笑)
調べてみるとやっぱり水羊羹みたいですね。
練り羊羹を作った後の鍋に水を入れて作った丁稚の羊羹なので丁稚羊羹に違いはないですが
ものは完全に水羊羹そのものです。これは知らんかった。
水羊羹・・・ではなく丁稚羊羹食べたらテント片付けて出発です。
国道163号線を奈良へ向けて走ります。
狭いくせに時間が交通量が多い道
雨も徐々に強く降り始めました。(´Д`)ハァ…
沈下橋って本州にもあるんですね(゚д゚)!
雨が一番強くなってしばらくやっとこさコンビニ発見して雨宿り。
ローソンのやみつきチキン補給しながら雨が弱くなるのを待って再出発
しばらく走ると雨もあがり奈良県!ただいま!
三重県はここまでか・・・京都府(゚д゚)!いつの間に三重県抜けてたんや。気付かんかった
奈良に入ると大阪の堺から敦賀へ向かう自転車のおっちゃんに遭遇。
敦賀から北海道へ向かうそうですがよく見ると電動自転車!
宿に泊まりながらの旅だとこういうのも楽でいいかもしれんね
奈良の物産直売所で一休み
お寿司発見して購入。
高菜で巻かれているのは酢飯、鯖は比較的脂が乗ってて昆布がかぶせてあります。
同じようなものでも少し場所が違えば結構ものが変わるんだなと
改めて確認しつついただきました。
奈良の中心部を抜けるついでに先月泊まったゲストハウス奈良日和に寄り道。
以前泊まった時は朝に挨拶もできず書き置きのこして出発してしまったので
改めてオーナーののじゃさんに紀伊半島回ってきました~と挨拶
これから四国へ向かうと伝えると香川に8年住まれてたということでうどん屋情報いくつか教えてくれました。
香川入ったらうどん屋めぐりだな~
久々にどくだみ茶もいただいてありがとうございました!
大阪に向かって走っている途中、気づくと目の前にだだっ広い土地と赤い門が
平城京の南を守る朱雀門。1998年に歴史考証を経て復元されたそうです。
朱雀門から遠くに見えるのが大極殿
せんとくんが有名になった2010年の遷都1300年記念で復元されました。
んー今日は寄らなくてもいいかな
唐招提寺。唐から渡ってきた鑑真が創建したお寺です。
外からは見せるか!と言わんばかりに木々が阻んでいます
今回は寄らずに素通り
薬師寺。ここもスルーつもりでいたのですがなぜか吸い込まれるように500円払って中へ
西塔と金堂。さっきから青空が見えるほど晴れてきてます
金堂の中の薬師如来像はさすが世界遺産と思える迫力。
東塔は残念ながら現在解体中でした。
大講堂。なんとなくぼーっと見ていたのですが
国宝の仏足石(仏様の足跡を刻んだ石)の隣にズラッと並んだ仏像が目に止まりました。
ふくよかで目が細い他の仏像たちとはちがい、浮き出た骨にほりの深い顔、力強い目
聞くと中村晋也さんという彫刻家が作られた現代仏像なんだそうです。
別途500円要るのですが西塔の中で現在中村晋也さんの彫刻が公開中と聞いて即チケット購入。
芸術関連でこんなことあんまりないんだけどな~なんでだろ?
西塔の中に入ると仏陀の人生の4つの場面が切り取られた像が並べられていました。
これはすごいわ・・・・・
1階しか入れないほんとに狭い空間なのですが、こんな狭い空間の芸術品を見るのに500円払っても惜しくないと思えたのは初めてかも知れません。
ただ今展示してあるのは仏陀の人生の後半部分だけで、2018年に前半の4場面が完成し東塔で公開される予定なんだそうです。これはぜひ見てみたいな。
大和郡山の街なかをぶらぶら、もうお昼をだいぶ過ぎているのでどこかで燃料補給をしたいところ
もう2時が過ぎる商店街の中で金魚カフェなるものを教えてもらって寄ってみます
(゚д゚)!机に金魚!
金魚の上でおうどんいただきます。
電話ボックスか~最近少なくなったよな!??って金魚泳いでます(゚д゚)!
扉もよく見ると目地がしてあり巨大な金魚鉢になっていました。電話はレゴ製みたいです。
・・・・見なかったことにしよう
気づくと辺りは養殖池だらけになっていました。
そう大和郡山は金魚の町です。
毎年金魚すくいの全国大会も開かれるそうです。
金魚博物館
様々な金魚が展示中。
よく育った金魚。
ついうっかり金魚を育てている人に「金魚食べる人って居ないですよね」って聞いてしましました。
やっぱり金魚の町でも金魚を食べる人は居ないそうです。
関宿のスーパーの鮮魚売り場でアジに並んで金魚が売ってある謎は解決する日が来るのでしょうか・・・・
向こうの空を見ると嫌な空が・・・いやーな予感がしていると
突然の大雨。ほんとうに局地的な雨だったようで全身濡れながらなんとか本屋さんの軒下に避難。
しばらくすると雨が止んだのでまた再出発です。
大阪入り!
そして無事に堺まで走って知り合いのお家にお世話になります。
今日着けるか分からないと伝えてたものの豪華なご飯で迎えてくれました。
おばあちゃんが作ってくれた船場汁
大阪の船場(せんば)で生まれた料理で
鯖のアラと身と野菜を煮込んだ醤油味のお汁です。
商売人が行き交う船場の町で安い鯖を使って簡単に作れて食べれる料理として重宝されていたそうです。
走行距離:80.8km
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