2015年7月21日火曜日
旅286+36日目 うどん県へ 7月18日
お四国ゲストハウス
四国遍路の一番札所の目の前にある元旅人のオーナーさんがやられてるゲストハウスです。
今回の台風で3連泊させてもらいました。オーナーさんの経験から宿代が安く設定されているのはすごく助かりました。
僕にとっては台風避難中でも濃い時間が送れたいい場所でしたが、おそらく相当人を選びます。
考えて考えて最善の行動をとれるように旅をしている人にはぜひおすすめしたいですが
とにかく楽しけりゃOK、思い出づくりしようぜ!って人は多分心折られる結果になるんじゃないかな(笑)
チェックアウトは9時と早めなので今日の朝ごはんは台風避難中初めてのインスタント
復活した久々のペヤング(゚д゚)!じゃっかんかやくの感じが変わってる?
それと坂東の桃。剥いてそのままかぶりつき、ちょうど熟してて甘くて美味しいです(*´∀`)
台風を耐えてくれた相棒の点検が済んだら荷物積んで出発です。
行って来ます。
坂東を離れる前にまだ寄ってなかった場所を寄り道
阿波一宮の大麻比古神社
読みは”おおあさひこじんじゃ”なのでくれぐれも間違えないように
繊維としての麻の神様みたいですね。
昨日までの台風のせいで境内は落ち葉だらけ、住職さんたちが朝から掃除をされていました。
一番のご利益が厄除けや交通安全らしいのでこの後の旅の行程も無事故であることを願って・・・
境内の裏に回ると古めかしい石橋があります。
これはドイツ橋と呼ばれているドイツ俘虜たちが作った石橋です。
渡ることはできませんが当時のままの姿で今も残されています
同じ時に庭園に作られたこっちはめがね橋。このレンズの形だと昔の3Dメガネ橋だな
ついでに四国遍路一番札所のお寺も見学していきます。
どこからともなく漂ってくる観光地臭
奥に行くと般若心経を唱えている人達が
どうやら団体バスでお遍路ツアー中の人達みたいです。
さてと先へ進みましょう。
一面に広がる蓮根畑。蓮根も有名みたいですね
なると市街にあるドイツ軒
ドイツ俘虜が伝えたパンを受け継ぐ歴史ある店です。
こっちはビールのお店なにかとドイツ関連のお店がやっぱり多いですね。
休憩がてら立ち寄ったスーパーでなると金時のレモン煮
暑い時にはこういうの効きますね
この上の橋を抜けると鳴門の渦潮、淡路島へと続いています。
鳴門の渦潮は家族で行ってるので今回はいいかな。それに台風直後ということで海が結構荒れているみたいです。
ゲストハウスのオーナーさんがここは美味いぞとおすすめしてくれた鯖寿司屋に寄り道
残念ながら売り切れ・・・ですがこの先の直売所にも卸してるらしくそっちにあるかも?
瀬戸内海を見ながら走っていきます。
びんび家。地元の人から美味しいぞとおすすめされてたお店
本当なら刺し身を頼むところですが今回は釜飯で・・・!!
びんびめし、鯛エビハマチなどいろんな魚が入っている釜飯です。ほんのり塩味が効いた釜飯で何故かわさびが添えられていました。
せっかくなので鳴門わかめの酢の物を・・・と注文したら味噌汁とかぶってしまったorz
有名らしくめっちゃ人の入れ替わりが激しいお店です。次は家族とでも来たいかな。
そこからしばらく走るとJFが運営する直売所魚市場
さっき売り切れで買えなかった鯖寿司発見!
薄い昆布が上に乗ってるバッテラ系の鯖寿司。美味しいです。
そして一緒に見つけたこれ。和三盆入りのニッキ寒天。
徳島や香川は糖尿病が多いそうなのですが、そんなときに効くのがニッキらしい。
ニッキがあると血糖値が上がりにくいのよ~と言ってたんですが
なんという甘さ(;´∀`)これニッキ効果完全に打ち消す和三盆の存在感ですよ。
うずしおロマンティック街道彫刻公園
トンネルが出来たことで不要になった道を利用して作られた公園なんですが・・・
僕ではとてもとても理解が及びません・・・・・!!
宇宙を表しているそうです・・・!!
伊能忠敬先生の四国上陸地点。
測量記録とか残ってれば詳細なルートとかも全部分かるんだろうな~
香川県入り!!
東かがわ市引田の古い町並みを走って行きます
讃州井筒屋敷
醤油作りや酒蔵をされていた商家のお屋敷です。
一度は解体される運命だったのですが、地元の方の働きにより保存されて観光資源となっています。
保存が決まった後に大規模な改修工事が行われているためとても綺麗です。
無骨な梁が剥き出しの屋根裏は冬に訪れる杜氏さんの寝起きする場所だったそうです。
話を聞いていると随所に細かい工夫が施されていて面白い(゚д゚)!
いろいろ見てきたつもりでもまだまだ知らないことがあるんだな~
匠の技が散りばめられた茶室へと続く道
茶室ではお茶運び人形の実演をしてくれました。
江戸時代につくられた心臓部と図面が見つかり20年ほど前に完成させられたようです。
動かせるボランティアガイドさんが2人しか居ないそうで見れるときはすごくラッキーなんだとか
作られてから20年で少しづつ歯車などの摩耗が始まってしまっていますが
たまにドジっ子な以外まだまだ元気です(笑)
ボランティアガイドさんたちが面白い方で
ついついいろんな話で時間が過ぎてしまいました。
まだ周りにみるところがあるのに16時の閉館時間(;´∀`)時間経つの早いな~
ところで明日引田ではおまつりがあり、花火の打ち上げもあるそうです。
ちょっと見逃してたものもありますしこれはもう1日有りだな・・・!!
「うどん県知事さんも来られるよ」「えっ要潤が来るの?」
と思ったら本当の香川県知事さんが来られることを言われてただけでした
香川の人も普通にうどん県って自称するんですね(笑)
ちなみに要潤は僕の小学生の時の仮面ライダーの頃から見てるので結構好きです。
さぬき弁のポスター。香川は関西からの影響が大きい土地なので、地域によっては関西弁とほとんど変わらなかったりするとこもあるそうです。
引田の安戸池塩田跡
赤穂から塩の作り方を教えてもらってから引田では塩作りが盛んになったんだそうです。
17時までやってた東かがわ市の歴史民俗資料館に寄り道
引田名産の和三盆と落雁。
に行き倒れていた薩摩人を助けたところお礼にくれたサトウキビが根付いて砂糖作りが始まったんだそうですが
全国に同じような逸話があるらしく、幕府の砂糖生産計画の一貫でサトウキビづくりに成功したのが香川県だったようです。引田は「降れば洪水、照れば干ばつ」と米作りに適さない土地だったようでサトウキビは重要な産業になっていったみたいですね。
鹿児島や沖縄の砂糖は黒糖が多いのですが、香川県の砂糖は黒糖を精製して白糖や和三盆を多く作っています。位置的にも京菓子を支えていたのは引田のサトウキビだったのかもしれません。
引田の偉人、久米通賢が作った大砲で発射可能なロケットやからくり部品
思わぬところに聞いたこともない面白い人が居るもんですね~
今晩は雨が降る可能性が高そうなのですが、引田では雨宿りしながらねれそうな場所はなく
とりあえず少し進んで三本松まで行ってから雨宿り場所を探すことにしました。
こんな良い天気なのにな~そろそろ梅雨明けてほしい
野宿場所へ向かう前に地元の銭湯で汗を流します
香川県は360円なんですね(゚д゚)!安くていいな!もしかして水不足対策でみんな銭湯へ行きましょうみたいな?
※香川県は毎年夏になると水不足であえいでいます。その水を供給するのは徳島県なのですが徳島はめったに水不足にならないほど水が豊富なんだそう・・・・徳島は水が豊富ですよ。と答える徳島県民を見ながら両県間にある得体のしれない闇を感じました・・・・
銭湯に入っているときにたまたま陽気なおじさんに遭遇
風呂上がりに美味い鳥肉があるから1本食べに行こうと連れて行ってくれました。
香川県のB級グルメ?骨付鳥。
スパイスが効いてて肉汁が溢れだして・・・これはあかんで美味すぎる(*´∀`)
結構ピリッと辛めなのですが、自転車に疲れた体にはこれがちょうど合うんですよね。
もう完全に虜です(笑)また食べに来たいな。
ごちそうさまでした!
スーパーで買い物してから雨宿りができそうな公園へ向かいます。
用途不明な不気味な建物がある公園。周り歩けますが入り口もなく・・・
いったいなんの建物なんだ!?
鳴門で買ったラスク。
ドイツ人俘虜が伝えたお店のパンではないですがたまたま乳も卵も使ってないのを見つけてGET。
これかじりながら今日は寝付こうかと思います。おやすみなさい。
走行距離:54.7km
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