飯旅、自転車旅: 旅100日目　別れの宣告　5月19日

ついに旅通算100日目になりました！記念すべき3桁！
よく走ったようでまだまだこれの倍以上旅は続く予定。頑張らねば！

朝ごはんは釜揚げうどん。1袋まるまるです。
悪くはないけど、あんま美味しくないｗｗ
出発の荷物の整理をします。
昨日は洗濯機を貸してもらえた(有料)ので服もみんな綺麗になりました。

名刺の補充も。10日で最初の100枚がほとんど捌けてしまいました。ちょっとペース早い？

もともと呉服屋さんだったそうな、ライダーハウス江尻屋さん。
お世話になりました。ありがとうございました！
今日は能登半島を脱出すべくどんどん南下していきます。

トンネルが分かれてるところは気持ちよくていいね～

今日も立山連峰がよく見えます。ただこの立山連峰がよく見えた後は雨が降ることになってるそう(^_^;)天気予報では明後日から雨

すごい海の透明度

能登は漫画家の永井豪の出身地らしくラッピング車が走ってました。

右側に見えてるのが和倉温泉。今回は寄らなくていいかな

和倉温泉よりも気になるもの発見！珪藻土記念館です。

能登はかまどやレンガ、農業用の土に使われる珪藻土の産地なのだそうです。
ただ2007年の地震で採掘場が崩落してしまい、今はそんなに採ってないとか言ってたかな

珪藻土で作ったかまどと七輪。
米に水にかまどにと、能登は旨い米炊く条件が整ってるなぁ

ピザ窯。手前が20万円で奥が30万円なのだそうです。

ご冥福をお祈りしつつ先へ進んで七尾に到着しました。

七尾もデカ山のお祭りがあるみたいです。どっちかといえばこっちのが小さめ？
そろそろお昼の時間です。なにか地元のもの食べたいなと見つけたのは

まいもん処いしり亭。能登の魚醤「いしり」を使った料理が食べられます。

中もいい雰囲気。一番良さそうなの注文して待ちます。

鍋が来た！？

いしり御膳1200円。お米以外すべていしりを使ってあるそうです。
鍋はいしり！って感じで魚の香りがぶわっと広がります。
うどんはほんのり柔らかな香りです。焼き魚はより旨味が増した感じ？
お漬物とかはいしり使ってるのわかりませんでしたが、めっちゃうまいです。
おかわりしたご飯も箸が進みます。
いしり御膳を食べていると、いしり亭の２階で会社をやられてる方たちがぞろぞろと降りて来られました。
その会社というのは地元の活性化を図るような事業をされてる会社で
自転車旅中の僕に興味を持ってくれ、能登についていろいろ教えてくれました。
特に心に響いたのが世界農業遺産里山里海の話でした。
能登の千枚田や塩田は世界農業遺産になっていますが、それ単体でなってるわけではなく
それらを生業として生活している人の生活サイクルそのものが農業遺産として登録されています。

千枚田は機械をいれて農作業することができないので、手植え手刈りの米作りになります。
能登は千枚田だけではなく山の中に突然機械の入れないような田んぼが現れます。
なぜ手植え手刈りの田んぼが続いてるのかずっと疑問だったのですが
能登各地に続くお祭の準備には藁が欠かせず、お祭を続けようとすれば機械ではなく手で稲を刈り取る必要があるので一見非効率に見える田んぼも残っているそうです。
こういったものの見方をしたことなかったので少しショックを受けました。

いしり亭を出た後は自転車屋へ向かいます。
若干フロントのハブにガタつきがあるのと、フロントフォークから少し異音があるのを見てもらいます。
フロントのハブはロックナットが少し緩んでたせいですぐ修理完了。
フロントフォークはどうやら中でクラック（ひび）が入っているようでこのままこの自転車で旅を続けるの難しいそうです。
今後のことを考えれば自転車を新しく調達するのが一番かもしれないということで、この辺りで今載ってる自転車とお別れして新しい自転車を探すことにしました。
明日朝一番に金沢まで自転車を探しに行きます・・・・
七尾の町も見て回る予定でしたがなにも見る余裕がないまま日が暮れて行きました。

今日の晩は、お昼にいしり亭で話をした会社の社長さんが済んでるシェアハウスに泊めて頂きます。
行くと魚が大量に置いてあります。
今日は魚の卸をされてる佐々木さんに魚料理をごちそうになります！