2014年8月12日火曜日
旅182日目 車に揺られて!? 8月9日
八千代旅館2回めの朝
朝ごはんは南部せんべいです。甘めのピーナッツとピリ辛のごませんべい。
1枚2枚ならいいけどずっとポリポリ食べてると飽きてくるな(^_^;)
今日の午前中は曇りの予報なので今のうちにちょっと離れたところにある鉱山を見に行きます。
荷物を外した自転車はぐいぐい坂を登っていきます。
走って走って
もうすぐ台風来るけど負けんなよー!
山道をぐいぐい登ります、が途中道間違えて余計に6kmぐらい坂登ってました・・・
荷物ないとどんどん坂登っちゃって考えものですね。
なんとか到着!
八戸石灰鉱山、通称八戸キャニオン
セメント用の石灰石を掘り出している鉱山で現在海抜-170mまで掘り進めています。
今居る展望台が標高100mぐらいでここが海抜0mここから下に170mまで掘られています。
今のところここの下が日本で一番遠くから太陽を眺められる場所らしいです。
今後220mまでは掘り進める計画があるそうです。
道を間違えた時にたまたま見えた穴の中
しばらく眺めているともうすぐ発破が始まるそうで展望台が閉鎖されてしまいました。
このまま帰ろうかとも思ったのですがもしやこれは発破の音を聞くチャンスでは!?
しばらく待っていると何度かサイレンが鳴りました、そして
ズゥゥン・・・パラパラパラ・・・・・
ズゥぅぅん・・・パラパラ・・・・
響くような音と小石が降るような音が2、3度ありました。
今日は1箇所の発破で15発のダイナマイトを爆発させたそうです。静かでしたが迫力がありました!
このまま帰ろうかと思ってたところ隣で展望台の規制解除を待ってた車の人が話かけてきてくれました。
そして規制が解除されるまでしばらく立ち話。
写真だけ撮ってもらおうかと再度展望台へ
車を運転されていたのは八戸の佐々木さんという方で、秋田の友人2人を連れて八戸を案内中でした。
ここの大型ダンプのタイヤ交換のバイトをされていた時の話など聞かせてもらいました。
あれだけデカイとクレーン使わないと交換できないんですねww
「今からウニ丼食べに行くんだけどどう?」
気付けばトランクに自転車を乗せて車に揺られていました(゚д゚)!
来るまで峠越えてあっという間に種差海岸までやってきました。
生ウニ丼(ウニご飯大盛り)といちご煮のセット。
ただでさえ手が出ない値段のウニ丼なのにこんなに大盛りでいただいてしまっていいんでしょうか?
ではさっそく醤油を少し垂らして生ウニ丼頂きます!
えっなにこの甘いの!?衝撃を受けるこのウニの甘さ。美味すぎます・・・
そしていちご煮。ウニとアワビを煮込んだ汁です。
生ウニとは全く別の食感。コリコリのアワビもびっくりするぐらい柔らかくなっています。
汁自体はお上品なすまし汁みたいな感じです。
ほんとに美味しかった・・・・ごちそうさまでした!
種差海岸震災の津波で海岸の砂浜がほとんど流されてなくなってしまったみたいです。
今ある砂は震災後自然に流れ着いてきた砂がまた溜まったものだとか
昔はびっしり松林が生えていたそうですが、津波で流されたり折れたりしたため、道を走る車も見えてしまっています。
蕪島神社。ここにお参りすると株があがるとか言われている演技のいい神社
ここまで津波が来たのか・・・
運が開くということで島を3周してからお参りします
この防波堤も津波に流されてしまったとか
住友鉱業。今朝見た八戸キャニオンで採掘されたものは地下のコンベアを経てここまで運ばれてきます。距離にして10kmほどすごいな(゚д゚)!
ずっと踊り続けてる不思議なおっさん
気付けば3周してたのでお参り。無事に帰れますように!
地下コンベアの出口(゚д゚)!
津波の時の避難場所。ここに皆逃げ込んだので八戸では死者が出なかったそう
ここの港には震災当時掘削調査船のちきゅうが停泊していました。
津波であらゆるものが流されていく中、ちきゅうだけはその場に留まり続けたそうです。
もう少し車に揺られて今度は三沢へ
ここ三沢市は戊辰戦争で負けた会津の人達が追いやられて開拓した場所です。
開拓して牧場を始めてたみたいですね。青森ってやっぱり北海道に似てる場所も多いですね。
旅の自転車たち。ねぶた終わりかな?
三沢航空博物館。閉館時間になってしまったので外の展示だけ眺めていきます。
隣は本物の空港なので飛行機が着陸するところも眺めることができました。
そして八戸まで送って貰って佐々木さんたちとお別れしました。
ほんとありがとうございました!とても楽しかったです!ごちそうさま!
晩御飯は三陸のめかぶを使った蕎麦。
明日はいよいよ台風上陸です。何事も無ければいいですが・・・・
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ちなみに、ウニとアワビのお吸い物は『いちご煮』(いちごに)と言います。お吸い物に入っているウニが野イチゴに似ているところからそう呼ぶようです。そこまで説明しなかったもんな。ごめんね!
返信削除いちご煮の名前の由来はそういうことだったんですね(゚д゚)!
削除確かに吸い物に入るとブツブツして野いちごみたいでしたね。
ほんとにごちそうさまでした!
立派なHPでびっくりしました・・・秋田のとっつぁんです
返信削除藤田君まめに写真撮っていたのですね、時系列で記憶が蘇ってきます、不思議な出会いだったが「素敵な時間」に感謝します
しかし、本当に「生ウニ丼」は美味かった! 佐々木君に感謝~感謝!
どうでも良い訂正:もう一人は兄で福島の会津若松でした
先日はどうもありがとうございましたm(__)m
削除ご一緒させていただけてほんと楽しかったです。
ほんとに佐々木さんには感謝です。
お兄さんは会津若松の方だったんですね。
会津若松は旅中名前を聞くことが多く仙台の後頑張って行ってみようかと考えてたりします。
八戸の佐々木です、覚えてますか? 秋田の斉藤さん兄弟と藤田君を拉致ってウニ丼を食べに行った佐々木です。先日、全国版のニュースにもなりましたが一緒に行った蕪島神社が火事になり焼け落ちてしまいました。蕪島のこと考えていたら藤田君のことを思い出してブログ見てました。あれからいろいろと旅をされているようですが、さらにたくましくなったんでしょうね!手遅れかもしれませんが、旅は程々にして家業をしっかりと手伝わないと、旅ぐせ(家に居つけない病)が付いてしまってロクな者になりませんよ! などど勝手に心配しておりました。
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