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2014年10月28日火曜日
旅261日目 箱根越え 10月27日
小田原の高架下、一応公園の敷地内で起床。
高架下の公園でこの広さってもう野宿してくれって言ってるようなもんだよねww
ただ上は自動車道、横は新幹線と鉄道と国道が走るなかなか賑やかな場所なのでゆっくり寝れるかというと・・・・終電から始発までの間は結構ゆっくり休めますねww
適当にラーメン食べて出発しちょっと寄り道しつつ箱根を目指します。
気になるまちなか博物館巡り!
小田原名物の干物屋さん。その場で焼いて食べたりはできないそう(´・ω・`)残念
金目鯛干物が1枚2000円。昨日もそうだったけどやっぱ手が出そうにないな(;・∀・)
お豆腐屋さん
いろんな種類の創作がんもを作ってるそうで
既に出来上がってる中から一番神奈川っぽいじゃこ揚げを頂きました。美味い(*´∀`)
がんもの作り方初めて知りましたが、豆腐を潰して、絞って、調味料混ぜて作るんですね。
意外と身近なものって知らないものですね・・・
おまけに頂いた豆乳とお茶。豆乳が豆のいい甘さです(*´∀`)ここの豆乳好きだわ
ごちそうさまでした!
箱根に向かって走って行くと
鈴廣かまぼこのかまぼこ博物館!
かまぼこは平安時代に初めて出てきたそうで、元々は竹輪のような形をしており
まるで植物の蒲(がま)のような形で、棒の先端につけて焼く形が矛(ほこ)のようなので
蒲矛(がまほこ)→蒲鉾(かまぼこ)となったみたいです。
その後しばらく形は変われど焼きかまぼこが主流だったのですが
江戸時代になって現在の蒸し蒲鉾の原型が出てきたみたいですね。
小田原で蒲鉾が有名な理由は、蒲鉾を作るのに必要なきれいな水と新鮮な魚の両方が揃ってたからだそうです。
ちなみに奥のほうではかまぼこ作り体験中です。
日本全国のかまぼこの仲間たちと使われる魚。すごい種類があります(゚д゚)!
魚をすりつぶす機械今昔。
これですりつぶした魚肉を水に晒して血と脂を分離、ここでかまぼこの白さが出ます
血や脂を取り除いた魚肉は塩を加えて練ることで化学反応を起こしねばりが出てきます
そこに調味料を加えて味付けし、成形、蒸してかまぼこの完成です。
元々のかまぼこは魚肉と調味料ときれいな水のみで作っていたのですが、現在はほとんどの商品につなぎとして卵白を加えているそうです。
鈴廣かまぼこはどうやら全て卵白が入ってるそうです(´・ω・`)
最後にかまぼこ板アートだけ見ていきます。
防腐の役割も果たすかまぼこ板、食べた後も有効活用できますね。
うちではわんこのおもちゃになってます(笑)
忍者の合言葉・・・!!こういうの嫌いじゃないけど分からん(笑)
(・∀・)c9m ドーン
国道1号線。このまままっすぐ行くと新箱根街道へ。
ですが僕は昨日ボランティアガイドさんにオススメされていたのでここで左に曲がり
旧箱根街道へ!いい感じの道を走ります。交通量も少なめでいいなぁ(*´∀`)
登りも始まりましたがこれぐらいならなんてことないな~
これぐらい・・・これぐらい・・・・
大天狗神社。ちょっと異空間に入り込んでしまったかのような鳥居。
足が悲鳴をあげる登り坂ですが一瞬なので大丈夫!まだまだ・・・行けます・・・!!
石畳の箱根旧街道。徒歩の人はここを歩いていくみたいです。こっちもいいなぁ
しかし、登るにつれてだんだんと勾配がキツくなってきたぞ(;・∀・)
なんか思ってたんと違う!みるみるうちに体力が削られていく・・・・
寄木細工の工場。ちょうどいい場所があったので見学がてら休んでいきます。
寄木細工は何十種類もの木を張り合わせたものを様々な角度で切断し組み合わせて作ります。
木はもちろん天然の色。模様を作る過程を簡単に見せてもらいましたが、これはすごい・・・
サンドイッチした1枚の板を切る角度を変えて組み合わせるだけできれいな模様が作れるとは・・・
器などは貼りあわせたものを削りだして作るそう。
絵は複数枚重ねた木を糸のこでゆっくり切断すると綺麗にハマるそうです。それも微妙に角度をつけて切るので、一方からはめると抜けないようになっているそう。
さらに驚きなのが、文字や釣り糸まで糸のこで綺麗に切ってはめているとのこと(゚д゚)!
器用ってレベルじゃないな!
お土産にいただいた寄木細工の模様をカンナがけしたシート。
引っ張ると崩れてしまうそうなので大切に持って帰ろう・・・!!
ここで出会ったのが車酔いして歩いて登るお孫さんを待つ女性。
話してると気持ちだけだからと1000円を握らせてくれました。
ありがとうございます・・・!!大切に使います!
休み終えて登ってくとなにやら恐ろしげな看板が・・・・
これここからが登りの本番みたいですね。マジか・・・・
七曲りに猿滑坂に追込坂って名前からして完全に殺る気マンマンじゃないですか(;´Д`)
寄木細工で作った駅伝のトロフィー。一人妄想表彰式で鼓舞して気合入れていきますww
七曲り開始。
相当キツイ坂な上に見通しが悪いのでヘアピンカーブを越して一気に安全な直線ど真ん中で言行ったらひとまず休憩を繰り返しながら登ります。
ヘアピンの内側とか傾斜がキツすぎて立ち漕ぎでなんとかギリギリペダルが回せる感じ(;´Д`)
景色はいいんだけどな・・・
紅葉の本番まであともう少しみたいですね。そろそろ足が・・・・
最難関突破して旧街道の甘酒茶屋に到着ε-(´∀`*)ホッこれで一息つけます。
とりあえず力の出るものください!とお願いして力餅(うぐいす、磯辺)500円
もう名前からして力出せそうな感じがバリバリ出てますね!!
ただ強いていうならもうちょっと食べたかった!でも高いんよ(^_^;)
隣の箱根旧街道休憩所兼資料館
この籠に揺られて箱根越えか・・・かつぐのもそうだけど乗る方も結構疲れそう
男の旅は身軽第一で荷物は少なく・・・(;・∀・)しゃ、しゃーないな
江戸から京都までの飛脚のタイム。人間の足で最速48時間とか早すぎ(゚д゚)!
果たして僕は家までどのぐらいかかるんだろうか・・・・
さて、箱根まであともうひと踏ん張りです!
やっと来たー(∩´∀`)∩ワーイ
そうそう芦ノ湖を挟んで富士山が見えるはずですよね
芦ノ湖・・・・・・・( ゚д゚)ポカーン
しゃーないな・・・・
箱根関所。とりあえず尾長がギュルギュル鳴ってるのでここは後回しにして
箱根のおやき!どうやら米粉と小麦粉が混ざってるそう。なかなか美味いな。
しかしお腹の鳴りは止まらず・・・・いやこれ腹減ってるんじゃなくて・・・・
腹痛い(;´Д`)
関所見学放ったらかしてひたすらトイレで格闘中。
もう関所はええわ・・・・とにかく今晩の寝床確保を再優先に動こう
道の駅箱根峠。ここはあんまり寝れそうな感じではないですね。
お尻がピンチなのでもうしばらくトイレで休憩。
そういえばエヴァンゲリオンの第3新東京市って箱根なんだっけ?あんまり良く知らんけど自販機があるっていうのはそういうことですよね。
今になって少し晴れてきました。しかしお腹の具合と日没時間を考えると
もうそろそろ下って野宿場所を探さねば厳しい感じです。
箱根峠のてっぺん!今まで半袖だったので下りに備えて上着羽織ります。
そういえば標高高い割にはそんなに寒くなかったな。今日だけ?
山中城。小田原で是非寄ってみてと勧められてたけどトイレ入ってるうちに時間がなくなってしまったのでもう通り過ぎます。
一気に下って来ました。こんなにスリリングな下りは初めてです・・・
とにかく次のトイレに行かねば・・・
三島大社道の反対側で信号もすぐ変わりそうにないのでスルーします。
コンビニでなんとか生き返りゆっくりと走ります。この商店街日本国旗かかげてあるの珍しいな。
三島のパン屋さん。土曜の丑の日前後だけうな飯バーガーとかいうライスバーガーを作ってるそう。
日もくれてきたのでとりあえず寝床を・・・・
お腹がなんとか一段落着いてくれので晩御飯は何ヶ月ぶりかの丸亀製麺。
うんやっぱ釜揚げうどんは落ち着くな。静岡で兵庫の店に入るのもたまにはいいか
そして目星をつけてた公園に無事到着。
なにやらギラギラした不思議なものがあるけど気にせず寝ます。とにかく今日は疲れた・・・
走行距離:50.42km
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