2015年1月26日月曜日

《旅中郷土飯》No.1 お米と粉モンの分かれ目 

旅の途中から旅の一番の目的になった郷土料理
旅の記録を整理する過程で旅中に見つけたものをざっとリストアップしてみると
 食材や和菓子なども含めて400を超すほどになりました。

《旅中郷土飯》
ではそんな旅中に見つけた食べ物を中心に記事を書いていこうかと思います。
※事実確認が取れてない情報や主観が多めにはいることもありますがご了承ください。

今回ピックアップしたのは長野県のおやき、こねつき、新潟県のちまきの3つ

長野県生坂村の灰焼きおやき
小麦の生地のなかにおかずやあんこなどを詰めて灰の中でやいたもの。

 長野県の須坂のこねつけ
お釜の底に残ったご飯と小麦を混ぜて甘い味噌を包んで作った和菓子。
お米と小麦が混ざっています。

新潟県の長岡で食べたちまき
餅米を笹の葉で包んで蒸しています。笹の香りがほんのりしますが味がついてないので、きな粉をつけて食べます。
新潟県に入るとちまきに限らずお米を使った和菓子が一気に増えてきます。





この3つを地図上に並べてみるとこんな感じ。
ガンバレば自転車で1日で走れるぐらいの距離にみんなあります
(^_^;)さすがに荷物積んではキツイですけど


ちなみに
長野県はかつて冷害などでお米があまり採れない地域だったので信州そばなどの粉モン文化
 その長野から県境を越えてすぐの場所が日本有数の米どころ
小麦のおやき、小麦+米のこねつき、お米のちまき・・・・(゚д゚)!
つまりなんとなく食べてた和菓子たちが実は文化圏の移り変わりを表してたのではなかろうか?
ちょうど県境に近いあたりで”こねつき”に出会えたことは偶然ではない気がしてなりません!!


点と点がつながったように感じるこの瞬間が旅中の一番の楽しみかもしれません(*´∀`)
これからどんどんまとめていく過程で新たな発見とかあると嬉しいな~




※あくまでも主観多め、データ少なめの仮説なので正しくない可能性もあります。

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