2013年5月9日木曜日

片面SPDの嵌め方

自転車を漕ぐ時は誰もがペダルに足を乗せて踏み込んで進みます。
そう踏み込むんです。
一度踏み込むと、また踏むためにはペダルを持ちあげなければなりません。
しかしペダルは踏むことしかできないので
反対側のペダルを踏むことでさっき踏んだペダルを上まで持ってきます。

文字にするとすごい面倒くさい(;・∀・)そして無駄が多い!
踏んだペダルは踏んだ足で引き上げればいいじゃない?
そうすれば無駄もない。
それなら靴底とペダルを合体しちゃおう!
そんなビンディングペダルのお話。


左が受け側の金具がついたペダルで、右が攻めクリートという嵌めこむ金具がついた靴。
スキーのビンディングと同じ原理でカチッとハマります。
ひとつ違うのはリリース用のレバーがついていないこと。
自転車のビンディングはかかとをひねると簡単に外れます。

ロードバイク用のビンディングだともっと歩くのに不向きな金具が付くのですが
これはMTB用の比較的歩きやすいSPDというビンディングで
かつ靴も軽登山用のトレッキングシューズなので
自転車に乗りながらも歩く気満々な旅仕様になっていますww

そしてこのペダルの特徴として裏側が普通の靴でも漕げるように
フラットペダルになっています。

このペダルの画像、端っこを指で支えているのにはある理由があります。
それは、指を離すと・・・・


 ペダルが自重で立ってしまうからです。
新品ではこうならないのですがグリスが馴染んでくると立つようになります。
むしろこうなってからが片面SPDの本領発揮です。

常に同じ角度でペダルが立ってくれるので
ビンディングをはめる時は前に押して、フラット面を踏む時は後ろに引きながら
踏んでやると確実に両面を使い分けることができます。
ビンディングをはめる時は、シンデレラがガラスの靴を履くように
フラット面を踏む時は、出走前の競走馬が地面を掻くように
イメージしてやると間違いないです!余計分かりにくいかww

グリスが馴染むまでは当然こうは上手くいかないので
足の感覚でははめたり裏返したりしなくてはいけませんが・・・

※当ブログで確認しているのはPD-T780のみになります。
SHIMANO製の他の片面SPDや他社ペダルに関しても同じように作動するかは確認していません。


SPD使うようになってから長距離のツーリングでの疲れが
だいぶ軽減されたように思います。
これからも遠出する時はSPDのお世話になっていくことになりそうです。

  

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