2014年3月16日日曜日

今回の旅で感じた県民性(九州編)

この記事は偏った経験を基に書いており、独断と偏見に満ちております。
感想苦情などありましたら遠慮なくコメントしていただければ幸いです。


長崎県 写真は島原で貰ったみかん。食べても食べても増えます(笑)
台風避難も含めて14日間滞在しました
佐世保→炭鉱の島池島→長崎→島原→九十九島→平戸 と走りました。
すごく優しい人が多かったです。とにかくモノをよくくれます。島原半島を一周するだけでみかんを50個近く貰ってしまったのは驚きは忘れられません。
キリシタンの迫害や、戦争の爪痕、火山の噴火など過酷な歴史が多い中を生き抜いてきた人が住んでいる場所なので、助け合いの精神が根付いているのでしょうか?
地形は前評判通り坂が多く走るのが大変でした。坂がキツすぎて自転車の存在に驚かれることも度々(;´∀`)
その坂のせいで土地代がとても高く家賃が首都圏とそんなに変わらないそうです(長崎っ子情報) 
島原の郷土料理具雑煮。餅や野菜を煮込んだ料理です。
長崎や佐世保などの異国由来のものを除くと素朴な味の料理が多い印象。



佐賀県 写真は伊万里のカッパのミイラ。酒蔵の屋根で見つかりました。
唐津から長崎に抜けた後、伊万里→武雄→鹿島→佐賀と走りました。
花輪の歌で有名になった何もない佐賀ですが、実際はだいぶ違うようです。
佐賀市周辺は福岡を除いた九州の中では特に都会に見えました。保存状態が抜群の大正時代の建築や、復元ながら木造平屋建ての佐賀城などもあり僕のお気に入りの場所のひとつです。
ただ福岡からつづく筑後平野に佐賀平野が含まれるので、福岡の影に薄れてしまう感は否めないです。
薩長の影に隠れてしまってますが明治維新以降の日本に大きな影響を与えるのも佐賀県出身の者たちが非常に多く、そのためか佐賀県は佐賀に誇りを持っている人に出会う機会が多くありました。
あと佐賀県民は間違いなくカッパ好きです。
カッパの酒屋さんの甘酒。水が綺麗な場所は酒も美味しいです。佐賀の料理は今回あまり食べなかったな(;´∀`)嬉野の湯豆腐食べ損ねた・・・

 福岡県 写真は朝倉市の無名の巨木
九州入りした時に門司→小倉→宗像→博多→太宰府、九州を出る時に小倉→門司と走りました。
福岡はどこへ行っても都会のイメージしかないです(;´∀`)九州の都会成分のほとんどは福岡がもって行っちゃってます。
北九州から博多にかけては非常に旅がしづらい感じ。特に夜は堅気でない雰囲気の人たちが街にあふれてきます((((;゚Д゚))))
福岡の南側、筑後のほうは商人気質?で豪快な人達が多いイメージで付き合いやすい人たちが増えます。そして志波まんじゅうが美味しいです。

もちろん志波まんじゅう。これだけ食べにまた福岡行きたい(*´∀`)


熊本県 写真は阿蘇の注意標識。阿蘇の道は牛馬優先
阿蘇→熊本→宇城→下益城→天草と走りました。
阿蘇は九州とは思えないほど寒く、どうやら北海道と同じぐらいの気温らしい。
天草は島原と同じ感覚で行きましたが、全く別物で過酷な道のりに苦しめられましたorz
そしてそういった自然が多いからなのか九州の中でも一番のんびりしていた気がします。
急いで慌ただしくしてると何もなく過ぎますが、余裕持って熊本の時の流れに合わせると熊本県民の優しさに触れることができます。
熊本県で一度道を聞きましたが「ぎゃん行って、ぎゃん!ぎゃん!ぎゃん!」ぎゃんしか頭に残らんかったorz
熊本のゆるキャラであるくまモンは九州全土を完全に支配下に置いている恐ろしい奴でした。

天草の海鮮丼。天草の土地は険しいですが海の幸は豊富です。



鹿児島県 写真は枕崎の街中に転がってたさつま芋。
目の前で桜島がふんかしてもまったく動じす、スーパーはホームセンターが一緒になった巨大店が多数存在し、食べ物は山のもの海のもの肉に野菜になんでもありでとにかくいろんなものが豪快でした。
鹿児島では食べ物も何度もご馳走になりましたがめっちゃ美味かったです!味付けは甘めが基本で刺し身を食べるのも納豆を食べるのにも甘い醤油を使いました。
もちろん甘いお菓子も大好きみたいで郷土菓子も豊富で毎日なにかしら食べてました。
田舎のお年寄りの方言は30秒聞いてやっと日本語なのに気づくレベル。全然わからんorz街中では方言で困ることはなかったです。女子高生が「よかよか」って言ってたのに感動w
鹿児島の菓子、ふくれ。めっちゃ美味いのにこのサイズで190円。
食べ物は鹿児島のが一番好きだったかも?指宿の居酒屋さん美味すぎ


宮崎県 写真は宮崎神宮敷地内の古民家の囲炉裏。
日南→宮崎→日向と走りました。 
ちょうど体調崩してた時期もあり、他県よりは寄り道も少なめに通り過ぎてしまいました。
南国のイメージがありましたが意外と寒かったです。ハネムーンの雰囲気も少し感じられましたがちょっと寂しい感じもありました。
宮崎県は九州の中では比較的大人しめなイメージ?
「これ、特別ね」って感じでコソコソっと親切にしてくれる人が多かったです。そんなにいいの?とちょっとだけお節介なこともあったりしましたw

今回は高千穂も行かなかったし、もう一度来てみたい県です。 
ちなみに宮崎と大分は西郷さんや島津家によって何度も戦場にされてるので、鹿児島とはあまり仲が良くない?ようです。
日向のマグロ丼。宮崎はマグロ漁も盛んでめっちゃ美味い


大分県 写真はハーモニーランド。
一度日田を通った後、佐伯→臼杵→別府→国東→中津と通りました。
今回一番凄かった県はどこ?と聞かれたら間違いなく大分県と即答します。
大分では8泊してますが、安宿に入った2泊を除いて大分の優しい人達に泊めてもらいました。

泊まった宿でもキティちゃんのテーマパークや別府最大の温泉宿に連れてってもらったりと
大分滞在中はとにかく濃い日々を過ごすことができました。
大分の人達は「優しくしてあげよう」ではなく「なんか気になるのでこっち来い、話した分は世話したるぞ」って感じで面白いこと好きで面倒見がいい、旅するには一番付き合い易い人達がでした。

綺麗な水や温泉が豊富で観光にも住むにもなかなか快適そう?でした。
その一方でセメント町なんて地名があったり工業関係で成り立つ街が多かった気もしました。
中津の角さん家の秘伝の唐揚げ。めっちゃ美味くてすごい量!

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